趣味以上仕事未満

@takato802

はじめに

あなたはパチスロを知っているだろうか。

ある程度世間を知っている人は名前は聞いたことがあるだろう、そうあの屑どもの集いパチンコ店で設置されている遊技機のことである。

まぁ、このエッセイを開く人の大半は打ったことがあるのであろうとは思う。


私はその”パチスロ”が大好きである。

パチスロの何が楽しいか。

時に演出のすばらしさや、システムの面白さ、リール(*回胴のこと。もっと難しくなった気がするな?)の美しさを語ることもある。

だが、やはり何といっても、ギャンブルであることだろう。

お店と懐で金が行ったり来たり。

そんな瞬間に頭が灼けついたおかしい人間の一人といえるだろう。


パチスロで暮らしていけたらなあ、そう思うこともままあった。

だが、実際には今は平日は働き休日のほとんどをパチンコ屋で過ごすという中途半端な生活である。

大学時代からパチスロに深くつかり、スロプロ(※スロットのプロ(自称)のことである)の世界を見てきたとき、ああ私にはできない世界だと思った。

毎日たくさんのパチンコ屋に靴をすり減らし通い、天井(※何回転して当たらないと強制的に当たるシステムのこと)を狙い、朝から設定(※パチスロの内部設定。良いと出やすい。)を狙いパチンコ屋に並ぶ。

それを開店前の朝の9時から閉店時間の夜10時まで毎日のようにつづけ、時に何にもならないボウズの日もあり、やっと生活費になるのである。

そう考えた時、素直に働こう、私はそう思ってしまったのである。


そんなスロプロになりきれないが、一般人からすると異常の部類となるであろう領域のパチスロ好きの活動エッセイである。

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