第3話 未来
「俺たちの生活は、実に経済的ですぐれた循環社会を形成していた。少しは見習ってほしいね。」
江戸時代人が言いました。
「そう、まあ君たちは確かに文化的で、低コストだが、高格差社会だったもんね。」
現代人が言いました。
「ぼくらは、文化的で、高コスト、高格差社会だけど。どっちがいいのかなあ。」
「僕らの事も考えてほしいな。」
もう着るものも、食べるものも、なんにも持っていない未来人が言いました。
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