第9話学校にいこうぜ!!!

~クランズ領内・学園前~


「ふぇーでっけぇなぁ…つーか某魔法学校?」


俺は今、学園の前にいる。ちなみアルマさん待ちだ。

かれこれ指定時間から30分は待っている。

別にどうこうするつもりはないが。

まぁ女性の準備は時間がかかる…もとい、時間をかけるものである。


「ごめんねー待たせちゃったねー」


「いやいや大丈夫っす」


「じゃ行こうか」


「ウィース」


校舎に向けて歩く2人

見慣れない美男美女が校舎内を歩いている。

注目されないわけが無いのが現実である。


「いやー注目されてますなぁ」


「そーっすねぇ」


「まぁとりあえず学園長のとこにいくわよー」テコテコ


「ウィース」トテチテ


~学園・校舎内~


「学校の中も広いなぁ」


「そりよ大陸で一番大きいもの」


「そうなんすねぇ」


そんな談義をしながら学園内を闊歩していく二人。


~学園内・学長室前~


「( ゜o゜)」


「どったの?」


「趣味を疑う…」


なんで無駄にでかいん?なんで無駄に豪華なん?なんだよビンボー人はおよびでないってか?


俺がorzなカッコをしてると


「まぁまぁ、趣味が悪いのは仕方ないから」


「ちょっとアルマ~?」


「ごめんよリリス」


「まぁ扉の前で立ち話も何だから入りなさいな」


「はいはーい、ほら、ヒロも行くよ」


「うぃーす」


~学長室内~


「まぁ改めまして、学長のリリス=アトリーよ」


「ヒロ=シーアンッス」


「とりあえず私はもういいかな?」


「そうね、ありがとう」


「んじゃね、何かあったら連絡するんだよ」


「りょーかいっす( ゚Д゚)ゞ」


そういってアルマさんが学長室から去っていった。


ちなみに学長のリリスさんは見た目ロリだ。ロリコンがいたら飛び付かれているだろう。まぁそういうのはイジってはいけない。本人は気にしているかもしれないからね。


「さて、早速なんだけどね、貴方のクラスはSクラスよ」


「うぃーす、ちなみに最近召喚された勇者ってのは…」


「Sクラスよ?」


面倒くせぇ…この上なく面倒くせぇ…まぁでもアルマさんの面子を潰す事になるから文句は言わないでおこう。


「りょーかいっす」


「もうそろそろ担任が来ると思うけど」


「うぃーす、来たぞ~」ガチャリ


扉から現れたのはこれまた美人の女教師だ。ただし、死んだ魚のような目をしてるがな。


「ちょっとマリー、転入生の前よ?」


「んあ?おお‼いたのか」


「いましたよー」


「まぁいいか。Sクラス担任のマリー=ラングラーだ。ヨロシクな」アクシュ


「ヒロ=シーアンッス。これからよろしくお願いいたします」アクシュ


「とりあえず授業あるから移動するぞ」


「うぃーす。じゃあ学長、また今度」ノシ


「いつでも遊びに来てねー」ノシ


移動中にマリー先生から色々質問されたが、とりあえず答えらるものは答えてあげた感じだ。

これで死んだ魚のような目をしてなきゃな~


「よし、私が呼んだら入って来てくれ」


「うす」


「おーしお前ら~静かにするか死ぬか選べ」ガラガラ


扉開けると同時に開口一番何を言ってるんだあの教師?!


「よーし静かになったな?とりあえずホームルーム始めるぞー。今日は転入生がいる」


「せんせー‼男子ですか?!女子ですか?!」


「見た目は女っぽいが男だ」


せんせー…気にしてるんで言わないで…


「まぁいいとりあえず入ってこーい」


「うぃーす」ガラガラ


「「「「「キャー‼️(≧▽≦)」」」」」


「「「「「リア充か‼」」」」」


「あーっ‼ヒロ‼」


「知り合いか?」


「知らんやつっす」


「つーかてめぇらだまんねぇと泣かすぞ?」ゴゴゴゴ


「「「「「((( ;゚Д゚)))」」」」」ガクガクブルブル


「よろしい」


この人は怒らせたらアカン


「自己紹介よろしく」


「ヒロ=シーアン、一応全属性使える。魔力はわからん。以上」


「んじゃ窓際最後尾の席な」


「うぃーす」


「よし、1限目は魔武器生成と使い魔召喚だから遅れんなよー」


「学園メインイベントがいきなりキタコレwww」


そんなこんなで学園に転入しますた。これからどうなることやら

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