第8話改めまして

~ギルド内・受付前~


「はいこれ、君のギルドカード」


「どうもです」


ギルドカードを受け取り中身を一通り見てみる。

何でランクが高い方のXなんだ?


「何でランクが高いのか?って顔をしているね?」


「そうっすね」ウーム


「ギルドマスターの私に勝ったんだ、それ相応の強さがあるのはわかっているからね」


「そんなもんで決めていいんすか?」


「いいのいいの、あとコレね」


「なんすかコレ?」


「君のもう一つのカード」


なるほど、Xランカーは数が少ない上に非公開だからか。

でもなんでSSSランク?


「君の実力ならそれくらいだろ?」


「過大評価し過ぎじゃ?」


「そんなことはないと思うよ?」


そんなもんなんかねぇ…


ま、いいか。色々楽になりそうだし。


「さて、キミは今住居はあるのかい?」


「ないんでしばらく宿生活ッスね」


「それならギルドを使っていいよ。部屋は余ってるから」


「すんません助かります」


とりあえず住居確保、やったぜ(*´∀`)♪


それから日が暮れるまで依頼をこなしまくった。


恭介達?いつの間にか帰った。

くそう、アイツらやはりお城住まいか

勇者だからって優遇されすぎて泣けてきたorz


ま、いいか。


そんなすったもんだを一人でやってるとアルマさんが部屋に入って来た


アルマさんってのはギルドマスターの事ね。紹介は次の幕間でな


「やぁ、今大丈夫かい?」


「大丈夫ッス」


「ヒロ君、キミは17歳だよね?学校は行ってたのかい?」


「訳ありで旅してたんで行ってないですね」


「私の知り合いに学園長やってる人がいるんだが誰かいないかって言われてね」


「テキトウだなぁwww」


「多分勇者君達も通ってるよ」


「行かない。絶対に行かない。」


「なんで?」


「アイツら嫌い」


「まぁ前のあれ見てたらわかるよw」


アルマさんェ…


「まぁ、キミの事話ししたら是非‼って言われちゃった」テヘペロ


くそう、無駄にかわいい仕草するんじゃないwww


「まぁいいっすよ。アルマさんの顔潰す訳にはいきませんよ」


「いいのかい?」


「いいっすよ」


「じゃ連絡しておくね」


「あいーっす」


こうして俺は学園にいくことになりました。アイツらと同じクラスは勘弁してもいたいな。


まぁいいや寝よう。

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