第6話ギルド?フラグの臭いがプンプンするぜぇ‼

~ギルド前~

「ふぇ~でっけぇなぁ~」


俺は今、ギルドの前にいる。

話しを聞く限りここが1番でかいギルドらしい。

まぁどうでもいいが。


「とりあえず入るべ」


~ギルド内~

「いやー…酒臭っ‼」オエー


某ハンティングゲームよろしくギルドは賑やかである。


「ウェヒヒwwwマジでギルドだわwww」


旗から見たら気持ち悪い奴である。

やはり根本はオタクである。


「とりあえず受付…ってやっぱりあいつら居やがるのかよ…」ゲンナリ


ヒロが見つけたのは言わずもがな、恭介達である。


「ハァ…フラグどこで建てたんだろ…」


「あっ?!ヒロ君だ‼」


「人違いです」


「ごめんなさい間違えました‼」


「いやいや明らかにヒロだろ」


「だから人違いです」


「人違いじゃねぇだろ」


ハァ…だから会いたくなかったんだよなぁ…


「んで、何の用だ?」


「いや、見かけたら声かけたんだけど」


「んじゃ用事は終わったな。俺は忙しいから」


「待って、一緒に…」


「行かねぇよ。じゃあな」


「あっ…」


全く、厄介事には近づかないに限る。


「すんませーん登録したいんすけどー」


「はいはーい待っててねぇ」


奥の方から声がする。なにやらお仕事中だったみたいだ。


「えーと登録だっけ?」ハイコレ


「そうっす」アザッス


「あの一団は良いの?」


「気にしなくてイイッス」カキカキ


「そう」


「そうなんす、あっコレ書き終わったッス」


「はいはーい」フムフム


「とりあえず後どうすればイイッスか?」


「そうねぇ…」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド


扉バーン‼


「何か強いやつの気配がする‼」


「あちらは?」


「ウチのギルドマスター」


「てかこっち見てるんですが」


「御愁傷様」


「おめぇ、オラと勝負すっぞ」


「拒否権は?」


「無い‼」ドドーン


「いやっすよ、やる理由が無い」


「じゃギルド入れてやらない‼」


「ちょwww職権濫用www」


「で?!やるのか?!やるのか?!」


「答えがイエスしかない件について」


「諦めなさい」


「行くぞオラァ‼」ビューン


「あーれー」ビューン


「行ってらっしゃい~」ノシ



何でこうなるんだ?それもこれもゴルゴムの仕業に違いない‼

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