学生時代の7不思議になりかけたエピソード


 ツイッター見て思い出した話。


 高校時代、ある校舎の男子トイレの個室の壁に殴って壊したような穴ができていた。

 学校側は応急処置として奇麗に使えと言う文字が書かれた張り紙で穴を隠していたが、剥がされて余計に穴が広げる悪戯が続いた。


 美術部の顧問が悪戯に対策するためにピンポン玉を半分に割って穴に埋め込み血走った目のような絵を描き、その上をパテもりで瞼や目の周りの皮膚風に整えて、穴の奥から血走った目の人物が覗き込んでいるような作品を作り上げ、その上から注意の張り紙を張った。


 後日、男子トイレから悲鳴を上げて下半身丸出しで這う様にトイレから出てきた生徒や巡回の警備員が出て、トイレの壁の穴から覗く男という怪談が生まれかけた。


 わたすもそれを目撃したけど、個室の便座に座ると、ちょうどその目と目が合う高さで、トイレと穴の暗さもあって本当に暗闇から血走った目の男が覗き込んでいるように見えた。(そこにあるとしっていてもビクッ!となる出来)


 卒業するころには業者によってピンポン玉ごと穴は埋められた(穴の奥深くに押し込むように入れた斉で取り出せなかったらしい)

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