通訳の友人からもらったエピソード


 今回は通訳の仕事をしている友人からもらったエピソード。


 数年前のソチの冬季オリンピックに通訳の友人は日本選手団の通訳の一人として参加。

 友人は先に現地入りして選手団が来るまで観光していました。

 観光の途中選手団の責任者から電話、内容が空港の入管が通れなくて困ってるとのこと。


 どういうことかというと、現地の空港の入管、現地語であるグルジア語しか喋れなかったらしく、選手団と一緒に来た通訳が英語しか喋れなかったとかで、お互い会話できず足止め。


 友人が慌てて空港に向かい、通訳(友人はグルジア語が喋れる)して入管手続きを完了させる。

 そしたら別の国の選手団も同じ理由で足止め食らっていたらしく友人に声をかけて手続きしてもらったとか。合計で8つ前後の国の手続きをしたそうです。


 下手したら入国できずにオリンピックが開催できなかったかもという事件になっていたかもしれなかったそうです。

 友人は「せめてロシア語ぐらい喋れるやつ雇えよ」と愚痴っていました。

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