海外の人に日本食食べさせたときのエピソード
私は食べ歩きが趣味でいろんなお店に行きます。同じ食べ歩き仲間で通訳の仕事をしている友人がよく仕事仲間や通訳の仕事で外国の方を日本に案内することがあります。
今回は一緒に食べ歩いたり、通訳の友人から聞いたエピソード集です。
1:日本食で主義主張を変えてしまった。
アメリカ人でベジタリアンな方がいました。通訳の友人主催でバーベキューした時、友人は何を思ったのかA3(だったかな?)とにかく高級な和牛を持ってきました。
周囲があまりにも美味しそうに食べるのでベジタリアンさんも興味が湧いて一口食べる。
そして第一声が「今日からベジタリアンやめます」でした。
2:あまりの美味しさに懺悔
通訳の友人が連れてきたイタリア人を鰻屋に連れて行ったときの出来事。
イタリアにも鰻を使った料理があるが美味しくないと言ってたが、一口うな重を食べると「ごめん、この近くに教会ある?」と聞かれた。
何事かと聞くと「こんな美味しい素材をマズイと言ったことと、こんなに美味しくなる素材をまずい料理にして食べていたことを懺悔したい」と言って本当に懺悔しに行きました。
3:フランス方面ではラーメンを啜ると写メられる。
今はどうかわかりませんが、当時フランスでは日本のラーメンがブームで、すすって食べるのがトレンディだったそうです。
ただフランス方面では啜るという食べ方がないのか、どうしてもパスタのようにフォークに巻きつけて食べてしまう。
通訳の友人が言うには啜って食べると周りがナイス!と言って写メを取って興奮するようです。
4:焼き餃子は中国では貧乏料理
これは私が聞いて驚いた話。我が社にワーキングホリデーで働きに来てた中国人に「本場の焼き餃子食べてみたい」というと凄く困った顔で真相を伝えてくれた。
中国で焼き餃子は売れ残った水餃子などを廃棄するぐらいなら焼いてまかないや昨日の残り物感覚で最後の最後に食べる料理らしい。
なので中国には餃子の王将が展開しようとして焼き餃子が受け入れられず撤退したらしいです。
ワーホリの子曰く、「美味しいとわかっていてもわざわざお金払って残り物料理食べるのはちょっとというのが向こうの感覚」だそうです。
5:中東方面では御飯と味噌汁が締め料理。
通訳の友人から聞いた話、ドバイ方面では日本食ブームで、ご飯と味噌汁で締める和食コースがあるらしい。
特にねこまんま(ご飯に味噌汁をかけるタイプ)が最高の食べ方らしい。
実際ドバイで食フェスみたいのがあって、日本のブースには締めの御飯と味噌汁くださいという中東の人達で溢れたそうです。
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