私の母者 メイド喫茶編


 今回は私の母者(ははじゃ)のお話をば。


 母者と一緒に暮らしていた時、地元にメイド喫茶ができた。

 販促としてメイドさんが駅前でティッシュを配っていた。

 母者は新しい物好きでメイドさんに近づきティッシュを貰いあれこれ質問する。


 そして、最後に爆弾発言をした。


「で、おさわりはどこまでOK?」

「すいません、そう言うお店じゃないんです」

「え? 触れないの? 意味ないじゃん!」



 私は他人のふりをして家に戻った。

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