転生したんだけど召喚された勇者がクラスメイトなんだが

@nyagon

第1話

…あれ?俺はいったい…。


「ライトよ、大丈夫か!?よかった、目が覚めたんだな」


ライト?…もしかして俺、転生しちゃった?





あれからの事を少し話そう。


どうやら俺はフューネ・ライトと言う子供に転生したらしく、父はフューネ・クライシスで、この世界「ネウローズ」の大国ウィーケの辺境伯らしい。


俺は、いま6歳でフューネ家の三男だそうだ。


それに、この世界では魔法が使えるらしい。

他にもレベルやスキルが存在する。


ステータスは六歳になると神に授けられるらしい。


俺は早速ステータスを見てみると


フューネ・ライト 六歳


Lv 3


HP 30

MP 500

ATK30

DEF30

AGE30

INT30

LUCK測定不能


スキル 無し


ユニークスキル

ガチャ

宝箱

隠蔽

交神


称号

全神の加護




なんかすごかった。

ここで気になったのは運の値と称号、それと宝箱と交神だ。


なんとなく交神は分かるから使ってみようかな。


神に交信するんだからたぶん祈れば良いかな?



すると辺り一面が白く染まった

「はぁ、やっと来たのう。」


「あんたが神か?」


「そうじゃがお主、この世界に適応すんの早くないか?」


見た目幼女なのに神か似合わんな。


「まぁ、少し憧れたからな。それより何で俺は転生を?」


「実はお主は勇者として転移してくる予定じゃったんじゃが、ミスって体が崩壊してのぉ」



「はっ?」


「あっはっはっ、すまんのぉ」




「いやいやいや、神なんだろ?直せねぇのか?」


「なぜか知らんが、お主には無理じゃった。」


「まじかよ……まぁ、過ぎたことか」


「ん?こういうときは「せめてチートくらい寄越せ」とか言われると思ったんじゃが」


「それよりも聞きたい事がいくつかあるんだが?」


「うむ、なんでも質問してこい」


「まずはユニークスキルの事なんだが」


「ふむ、まずユニークスキルには二つの種類がある。一つは交神のようなスキルで、これは何人か持っておる、いわゆる量産型のようなものじゃ。もう一つは特注品のような世界に一つしかないものじゃ。あ、あとユニークスキルは一つしか持てないぞ」



「ん?俺4つあるが?」


「な、なんと!交神の他にもか!?」


「あぁ、隠蔽とガチャ、あと宝箱だな」


「い、隠蔽は量産型じゃが、ガチャと宝箱はおそらく特注じゃ」


「ん?おそらく?」


「あぁ、わしはそんなスキル作った覚えがないからのぅ」


「そうか…あ、質問続けて良いか?」


「そ、そうじゃったな。うむ、いいぞ」


「じゃあ、あの世界の事についていろいろと」


「ネウローズは魔物や異種族…魔族や獣人などが居る世界でな、スキルや魔法はあるが中々手に入らない。勇者でも上位のスキルは5年程掛けなければ取れない。ましてや最上位など数十年掛かるわ」


「そ、そんなかかるのか?」


「あぁそれと、地球と比べるととても治安が悪い。他には一夫多妻があるからハーレムも夢じゃないぞ」


くっそ、ニヤニヤしやがってムカつく


「そろそろ時間じゃな。お主には鑑定を渡しておくからガチャと宝箱でも調べると良い。ではまたの。」





「…戻ってきたか。じゃあ早速 鑑定」


ガチャ MP10/一銀貨

MP又はお金を消費して行える

一回で10MPか一銀貨を消費する

100MP又は十銀貨で十一連ガチャが回せる

ガチャは、デイリー、スキル、アイテムが存在する

デイリーは毎日一回引くことができ、アイテムのみ出る

排出する物は運に依存し、運が高いほど願ったアイテムが出る



宝箱 0/50  ストック0

魔物を一定量倒す事で一つ産み出せる

中にはアイテム、スキルスクロール、お金がランダムで入っており、どれか一つは必ず出る

出てくる物は運に依存し、運が高いほどレアな物や、高額なお金が出る



おうふ、チートですね。












勇者はまだでないよー

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