黄昏

軽く深呼吸したつもり

迷いは消えなくて

躊躇う弱さを軽蔑してる


何処に行くつもりなの

手をつかむこともできなくて

先走る感情に置いてけぼり


輪郭ははっきりしないままでいい

忘れていたのは私も同じ

あの日の言葉に何を見ていたの


教えてほしかっただけ

のこしてほしかっただけ


叶わないのなら

消えてほしかっただけ


薄暮に流れる雲はあなたの名残り


何も言わない肩ごしの景色

色褪せるにはまだ早くて

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