耽美主義

極まれり横顔


代わり映えしない

夜がお誘い


甘い言葉に絡めとられて

得体の知れない祝宴


眠れない色たちのパレード

カラフルとは程遠く

ものは言いようモノトーン


期待なんてしちゃいない

なのに神様は手ぐすねのポーズ 


同床異夢どうしょういむ

私だけ怯えてる


天地開闢てんちかいびゃく

手まねく手の白さに見惚れてる


「波紋の音を聞いたのよ……」

あなたは耳打ちして去ってしまったね


通り雨 中途半端な悦楽

めくるめくもの

欲していた午前4時


夜露に濡れた花びらに

憧れていたのね

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