何処までも伸びた。

タバコの煙なのか自分の息か。

気怠い体調で朦朧としている意識で

ふと、考える。

幸せは歩いて来ずに私は後退する。

何歩も進まず 弱音吐く。

人生はなぶり殺し。

泣いて気を落として、苦痛で仕方なくて。


夏の間、本当に待ち侘びた冬と雪。

ああ、今はただただ面倒だ。

しゃくしゃく ペタペタ

まとわりつく水分にイラついた。


落ちていく。ただ落ちていく。



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