いせかいいいせかい
UPUP 4989
第1話 ぶろろうぐてきなもの
名前 小野 薫 (やまと国出身)
性別 男
年齢 21歳 (身長180cm 体重70㎏ B型)
家族構成 母38歳 妹15歳 三人家族
職業 元大和国 陸軍中尉(戦傷特例で1階級昇進) 特殊戦術科 主席卒
趣味 ロッククライミング 料理 読書
特技 隠密行動 射撃 剣道 鍛錬
特殊技能 応用科学 金属加工
性格 温厚 真面目 器用 兄貴肌 弱者救済 対人に少々難有り 超頑固者
住居 2LDKマンション 家賃5万両 一人住まい
資格 準医師免許 狙撃 サバイバル技能 多国籍語 陣地構築
備考 他国籍軍 難民救済活動及び治安維持活動に従事 その際幼い少女を助けようとして負傷 その後退役する
此れが俺の大体の経歴 戦傷除隊の後 暫らく帰郷してリハビリ登山 途中の洞窟で神に出会いそこから物語が始まる・・・・・・・・・多分!
俺は今岩壁にトライ中 地元の馴れた山だったけど まずい 天候が悪化しそう 中腹で洞窟を見つけたので 取り敢えず待避しよう
洞窟の中は其れほど広くないが奥に祠が有った 天井腹落ちた土などでかなり汚れている天候の回復を待つ間 時間があるので気軽な気持ちで掃除し始めた 山岳装備の中からタオルを取り出し時間を掛けて磨いていく 元々頑固な性格が災いしてかなり時間を掛けたようだ 終われば挨拶をしとこう 装備から紙パックの酒とつまみを供え 礼拝をして手を合わせる
「私は小野寺薫と申します 不躾な作法で失礼致します 天候の悪化で此方に非難して参りました 大変申し訳御座いませんが 暫らくの間 御身の前を御貸し下さいますよう お願い申し奉ります」
言い終えると祠が光り始めた吃驚していると 強烈な光の中から一人の老人が現れた 白いローブに杖を持ち魔法使いのいでたちで俺を観ている
「こんにちわ」 山の挨拶をしてみる
「ほぉー わしが現れても動揺せんとは 随分肝っ玉の据わった男よのぅー」
「いえ 十分驚愕しております 初めて御面にかかります 私は小野寺薫と申します 以後宜しくお願い致します」
「随分堅苦しい挨拶をするものじゃ 普通で良いのじゃ」
「はい!了解いたしました 神様にお会いするのは初めてですので 無礼はお許し下さい」
「まだ硬いが良いじゃろう わしの名はトキ 時の賢者じゃ」
「それではトキ様 良かったら 少々酒とつまみが有ります 如何ですか?」
「おぉ すまんのぅ戴くとするわい」
酒の支度をしながら聞いてみた
「この度は 何か用事でも有って来られたのですか?」
「酒に釣られて 来たのじゃが 面白い男に会えてよかっぞ」
(う......ん 面白いと言われたのは 初めてかも )
暫らく歓談の時が過ぎる 俺は何時の間にか 自分が他国で一人の少女と知り合い其の少女を助けられづに目の前で爆死して自らも傷を負った事を.........!
「処でおぬしは今後如何生きるのじゃ?」
突然の質問に 答えられない 自分に何が出来る 何をしたい??分からない
暫らくの沈黙の流れる中トキが話し出す
「わしは 長い年月を掛けて 色々な世界 を廻って来た人々の嘆き悲しみ喜びをな 一期一会の如く過ごしたぞい わしは良い経験をしたと思っておる 如何じゃ おぬしも旅に行って観んかのぉー」
(今の自分には 見詰め直す事が必要かもしれない?)
「自分探しの旅かぁ~」
「薫ょ 台詞がくさいぞ」
「くさいけど 面白そうですね!!!」
2人で笑い合う 俺は久しぶりに笑っていた
「そうじゃのう 決めたなら わしから良い物を授けよう」
「先ずは 身体 過酷な旅になるやもしれん 身体健全強化!」
俺の体に何か暖かいものが流れ込んでいく
「次は目じゃ 自分の見たものが真の姿を観れるように心眼!」
「旅には道具が必要じゃ わしが旅の時持っていたマジックバック 神袋!」
「高速移動の手段として 神殿 祠 社 道祖神や自分が行った所移動できる 転移の鍵じゃ」
トキさまの説明に戸惑いながら黒い小さなバックと黒いカードを受け取る
「最後に一人旅も寂しかろう 円を付ける そやつは...詳細は本人に聞いてくれ 世界・・・・・・」
俺の意識が薄れて行く
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