二者の視点じゃわからない

どんな色を使っても

君はダメだと言うんだ

どんな手を使っても

君は嫌だと言うんだ

僕が心を開いても

君は違うと言うんだ

僕が本音を呟いても

君は僕を跳ね除けて


にじり寄り這いずる僕は

まるで化け物じゃないか

そこまでしても君は

まだ一線をたてて


嫌われちゃいないのに

まるで可哀想じゃないか

そこまでしても僕は

まだ手を伸ばし続け


欲深い僕の行方は、

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