後篇
事態は、以外に早く動いた
越前朝倉と道三が同盟したのだ
もはや頼芸に尾張勢に頼るしか道はなく、信秀も
(一息ついて油断してる所を叩くにゃ)
と速攻に転じた
ところが、道三は、城下町である
さらに、美濃を攻めた隙をついて、
(余談だが、後に
散々な目にあって退却をしている信秀は、ふと敵の中に眉目秀麗な黒猫を見た
尾張に戻った信秀は、腹心である
『そういえば、道三はどんな顔なんにゃろの?』
『丹波からの報告ですと、見目麗しき黒猫だそうですにゃ』
『うにゃ…』
と、その時
『ぶぎゃー、にゃ!』
『誰かいないかにゃ!』
と騒ぎが起きていた
『ああ、殿、ちと失礼しにゃす』
『ふむう、
『は、は、
『よいよい、せがれにもなにか憤ることが、あるのにゃろ』
さて、こうして痛い目にあった信秀は、道三の娘と信長をめとらせることで、美濃情勢から撤退し、道三と同盟を結ぶ事になった
頼芸は尾張からも追われ、流浪の身となる
そして、
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