第4話 隠れたと思ったら...

さて、カッコよく飛び降りたことだし帰るか


部員1「待てー!」


部員2「逃がすかっ」


なんか追いかけてきたんだけど...


部員3「なんで逃げるのーっ」


そりゃ追いかけてきたら逃げるでしょ









あっ丁度いいところに隠れそうな隙間がある




隠れるか


部員4「待てーっ

あれ?どこいった?」


部員5「寮に戻ったとか?」


部員3「行ってみるか」









ふぅー何とか乗り切ったか


紗奈「はぁ」


部員8「なにホッとしてんの」


紗奈「えっいつの間に...」


部員8「隠れきったと思った?」


紗奈「...っ」


部員8「さてと、では血を舐めさせてもらいましょうか」


紗奈「嫌です」


部員8「でも、もう逃げれないと思うよ」


紗奈「どうしてですか...?」


部員8「だって押し倒されたら逃げれないでしょ?」


紗奈「押し倒されてなんかないですけど.........わっ」


と、その瞬間押し倒された


部員8「ね?逃げれないでしょ」


逃げれなくなっちゃった...どうしよう...


部員8「では、血を舐めさせてもらいましょうか」


身動きができない...




ペロッ


紗奈「ひゃっ」


変な声出ちゃった...


それに舐められた...嫌な気分...


部員8「やっぱり美味しい」


恥ずかしい......


ってあれ?


紗奈「治ってる...」


部員8「ヴァンパイアの治癒能力だね」


紗奈「なんか...ありがとうございます...」


部員8「ねぇねぇお名前は?」


紗奈「篠宮紗奈(しのみやさな)です...」


部員8「紗奈ちゃんか、可愛い名前...

あっ私は神崎里香(かんざきりか)宜しくね」


宜しく出来るわけないでしょう......

だってヴァンパイアだよっ!何されるかも分かんないのに......


里香「なんかもう我慢出来なくなってきちゃった」


え?

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