崩壊少女
ぼっち
第1話 ご挨拶
ご挨拶
皆様。初めまして、わたくしは神の使いである、サーシャと申します。
この度、第13惑星の存続決定任命官を任される事になった次第であります。
はて、わたくしの名前についてですか?
そのような些細な事お気になさらずとも、サーシャはサーシャですこと。
神の使いというものも、我らの父が辺境の青い星の管理をわたくしに任せただけに過ぎませんわ。
短い付き合いとなりますが、どうかくれぐれもわたくしを退屈させない事ですわね。
わたくし、退屈は大の大の大っ嫌いですもの。
その代わりと言っては何ですが、あなた達の望みを何でも叶えて差し上げますわ。
わたくしは神の使いなのですから、その程度の些細な奇跡、美味しい紅茶を淹れるより簡単な事ですわ。
挨拶はこれぐらいにして、そろそろお仕事の話をさせて頂きます。
この青い星が叶えて欲しい願い、私ことサーシャがお力添えして差し上げます。
ですから、どうか、その願いが正しき願いである事を、誠にお願いいたします。
以上が第13惑星存続決定任命官のご挨拶になります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます