第88話 VSヘルスタッグ②

『ふぅ、ここまで来れば良いですかね』


 そう言って私が車輪を止めた頃には、ヘルスタッグの巣があった所から既に10km以上もの距離が開いていた。目前には幅30m程の川が美しいまでの直線を描いて森を横断し、更に何本かの線状に分岐して森の隅々にまで行き渡っている。葉脈に例えるならば、此処は謂わば主脈みたいなものだ。


『では、そろそろ戦いますかね……』

「ギシシシ……」


 くるりと貝の体を反転させれば、私の前にヘルスタッグがズシンッと重々しい地響きを立てて着地した。

 当初はロブソンの言う様にある程度時間を稼げたら、ヘルスタッグを撒いて逃げようと考えていた。しかし、その作戦は前者こそ達成出来たものの、後者は達成出来なかった。相手は何処まで行っても私の後をピッタリと張り付き、逃げも隠れもする余裕を与えてくれなかった。

 このままでは魔力が尽きて追い付かれてしまうのも時間の問題だと考え、私は逃げるという選択を捨て、ヘルスタッグと一戦交える覚悟を決めた。それにしても、この身体魔獣になってから力尽く脳筋で解決するパターンが増えた気もしないでもない。まぁ、この世界は弱肉強食だから、ある意味でソレが正解かもしれませんけどね。


『でも、その前に……鑑定!』


【ヘルスタッグ:中位種に属する昆虫型魔獣。極めて暴力的な性格と支配者たらんとする振る舞いから暴君と呼ばれる事もあり、更に一度狙った獲物は徹底的に付け狙う執念深さも相俟って危険魔獣として警戒されている。

 狂化スキルは防御力を犠牲にする代わりに攻撃力を増強させる攻撃特化のスキルであり、只でさえ凶暴なヘルスタッグの攻撃性を加速させる。このスキルを発動した場合、熟練のハンターですら生存確率はゼロになるとすら言われている】


【種族】ヘルスタッグ

【レベル】10

【体力】4500

【攻撃力】7500

【防御力】2200

【速度】4000

【魔力】3300

【スキル】共食い・狂化・研磨

【攻撃技】ハサミ・鋭爪・蹴り

【魔法】風魔法・攻撃強化魔法・毒魔法


 ふむふむ、体力と防御力は低いけど、代わりに攻撃力と速度は高めですか。私のパラメーターとは殆ど真逆のタイプ……つまり相性は良くないみたいですね。

 だけど、対峙してしまった以上、戦いを避けるのは不可能だ。ここは腹を括るしかない。それにロックシェルに進化してから、初めてとなる本格的な戦闘だ。密かに考案した魔法技を試すには、ある意味で打って付けかもしれない。


「キシャアアア!!」


 最初に攻撃を仕掛けたのはヘルスタッグだった。左右に広げた四本の腕を思い切り振り抜き、それぞれの腕から魔力を練り込んだ衝撃波のブーメラン――ソニックブーム――を繰り出した。

 亜音速の唸りを上げながら迫る四つのブーメランの内、一発目と二発目を避けたものの、三発目と四発目は避け切れず聖鉄で覆われた貝殻に直撃する。

 バキンッとガラスの棍棒で殴られたような破砕音が響くが、貝殻自体に高い防御力が付与されている上に、二重の防御スキル――聖壁と鉄壁――が発動したおかげでダメージは皆無だ。

 しかし、ダメージが無いからと言って油断は出来なかった。ブーメランの形状からしてもしやと思い背後に視線を飛ばせば、案の定、私が回避した一発目と二発目がブーメランよろしくUターンして戻って来た。


『土魔法、ガイアウォール!!』


 このまま受け止めても問題無いが、相手の出鼻を挫く意味も込めて岩壁ガイアウォールを私の背面に築いた直後、二つのソニックブームが壁に激突した。

 空気が破裂するような甲高い衝突音が空気に乗って響き渡り、衝撃で岩壁が微弱に揺らぐ。だが、岩壁そのものに亀裂はおろか罅一つ入っておらず、逆にブーメランそのものが粉砕されて消滅した。


「ギシャァァッ!!」


 しかし、この程度の展開はヘルスタッグも織り込み済みだったらしい。今度は我が身を抱き締めるかのように広げた両腕を振り抜き、先程打ち出した四発のソニックブームを一つに纏めたかのような、巨大なソニックブームを放つ。大きいだけでなく、速度も中々のものだ。


『土魔法、ガイアウェーブ!!』


 巨大ソニックブームに対し、私は岩の津波ガイアウェーブで対抗した。バキバキと音を立てながら大地が隆起し、衝角のような岩塊の群れがソニックブームを受け止める。

 当初は氷海を突き進む砕氷船の如く、真っ向から迫る岩塊の波を蹴散らしながら直進していたソニックブームだったが、それも徐々に威力が衰えると速度が鈍り始め、遂にはガイアウェーブの質量に押し負けてしまう。

 そのまま岩波はヘルスタッグを呑み込まんと襲い掛かるが、暴君は寸前で空へと退避して岩塊の津波を避けてしまった。やはり上手くはいかないか。


「ギギギギ!!」


 空へと舞い上がったヘルスタッグは直ぐに降りて来ず、此方を見下ろしながら掌に空気を掻き集め、例の風球を作ると私に向けて放り投げた。流石に大の大人を一瞬でミンチにするだけの威力を持つ必殺技を受け止める勇気は無く、私は慌てて車輪を回して急速後退した。

 刹那、私の立っていた場所に風球が着弾し、巻き起こった衝撃の渦が空気を掻き乱し、不可視の爆風が地面を抉る。何とか距離を置こうと車輪を回し続けるも、ヘルスタッグは私の動きに合わせて追走し、爆撃よろしく次々と風球を放り落す。

 流石は些細な事で根を持つと言われる魔獣だ、やる事がえげつないですね! と言った所で相手は此方の言い分を理解しないだろうし、理解したとしても止めてはくれないだろう。


『白煙!』


 背後に流れる川へと入ったのと同時に、ヘルスタッグの狙いを晦ます目的で白煙を吐き出した。貝殻の間から噴き出した煙幕は私を中心に四方へと瞬く間に行き渡り、私の姿を一瞬で覆い隠してくれた。


「ギシャ!?」


 流石に狙うべき相手の姿が見えなくなった事で、ヘルスタッグも攻撃の手を止めた。てっきり破壊衝動に任せてデタラメに撃つものだと思っていたが、戦いにおいては意外と思慮を深める傾向にあるようだ。

 だが、此方としてはチャンスだ。白煙の中でも此方は視界が利き、相手の位置と姿を把握する事が出来る。そもそも空中でホバリングしたまま止まっているのだから、丸見えにも等しい。

 こっそりと相手の死角となる背後へ回り込み、目に止まらぬ速さで羽搏かせている羽に向けて黒紫色の腐食針を構えた。あの厄介な羽さえ封じてしまえば、空も飛べなくなるし機動力も大幅に落ちる。

 そして十分に狙いを定めて、針を打ち出した。サイレンサーのように音も立てずに放たれた腐食針は煙幕を貫き、ヘルスタッグの背中に襲い掛かる。『やった!』と命中を確信するも、その寸前で野生の勘が働いたのかヘルスタッグはヒラリと身を翻して針を回避してしまう。


『しまった、躱された!』

「ギシャアアアア!!」


 針が飛んできた方向で私の位置を察したのか、此方を睨みながら咆哮を上げるヘルスタッグ。煙幕の効果が利いている内に場所を移動しようとしたが、ヘルスタッグは全身に竜巻を纏うと掃除機のように白煙を吸い上げ始めた。

 吸い上げられて大空へと棄てられた白煙は、大海に水性塗料を流すかのように紺色の夜空に溶かされていく。瞬く間に霧のように大地にへばり付いていた白煙は消えて無くなり、煙幕に紛れていた私の姿は丸裸にされてしまった。


「ギシャアアアアアア!!!」

『!!』


 ヘルスタッグが獲物を見付けた歓喜の雄叫びを上げ、静止にも等しいホバリングから一転して急降下し、私に肉薄する。咄嗟に後ろへ下がったものの、元々の足の遅さもあって呆気なくヘルスタッグに追い付かれてしまう。


『岩魔法、ロックバリア!!』


 聖鉄で覆われた貝殻の上に分厚い岩石を張り付けて防御力を底上げした直後、ヘルスタッグの巨大なハサミが私を挟み込んだ。ガキンッと鍔迫り合いのような甲高い音が鳴り響き、次いでガリガリと堅い異物を強引に切ろうとする鳥肌が立つ音が鼓膜を引っ掻き回す。

 だが、防御力は此方の方が遥かに上だ。自慢のハサミを以てしても、私の貝殻を覆う岩を砕けずにいるのが何よりの証拠だ。何れ相手は諦めてハサミを治めるだろう。その隙を見せた時、ヤツの額に針を打ち込めば決着がつく。

 そんな期待を内心で押し止めながら貝殻の中で針を準備していたが、ヘルスタッグが紫色のオーラを纏い始めたのを機に状況は一変した

「ギィィィィィ!!!」

「!? 体が……変形している!?」


 変形と言ってもトランスフォーマーや可変MSばりに形態が変わる訳ではない。

 それまで昆虫の手足に近かった腕部がボンッと肥大化し、ボディビルダーやポパイ顔負けの筋肉質な剛腕へと変化したのだ。ハサミも厚みを大幅に増し、鋸のようにギザ付いた刃は一つ一つの山が短刀みたいな兇器に発展していく。

 剛腕とは対照に胴体はみるみると枯れ細っていき、分厚かった胸板は頼りない木板のように薄くなり、丸太のように太かった腹部には砂時計のような括れが浮かび上がる。


『まさか……! これが狂化スキル!?』


【種族】ヘルスタッグ

【レベル】10

【体力】4500

【攻撃力】9500

【防御力】200

【速度】4000

【魔力】3300

【スキル】共食い・狂化・研磨

【攻撃技】ハサミ・鋭爪・蹴り

【魔法】風魔法・攻撃強化魔法・毒魔法


 試しに鑑定スキルで確かめてみれば、二千越えしていた防御力が二百まで減っていたのに対し、攻撃力は9500と大幅に増加している。間違いない、狂化スキルだ。


「ギギギギ!!」

『うっ!?』


 狂化スキルで攻撃力を上乗せした事により、今まで互角だった攻防バランスに変化が生じた。貝殻を覆っていたロックバリアから大きな軋みが上がり、程無くしてバキバキと岩を砕く悲鳴へと変わる。

 やばい、このままでは本当に真っ二つにされかねない。聖鉄の貝殻を持ってしても、奴の力を防げるかすら怪しくなってきたぞ。兎にも角にも、まずはヤツのハサミから抜け出すのが先決だ。


『大地魔法、砂吐き!!』

「ギシャッ!?」


 薄らと覗かせた貝殻の隙間から触手を一本出し、その先端から砂塵を勢いよく噴出し、ヘルスタッグの顔に浴びせ掛けた。目に砂が入ったのか、ヘルスタッグは思わずハサミを広げて大きく後ろへよろめいた。

 私を落とした弾みで貝殻を覆っていた岩がバラバラと音を立てて地面に落ち、間一髪だったと内心で冷や汗を掻きつつも直ぐに現状に向き合った。


『白煙!』


 すかさず再度の白煙を放出し、辺りを煙幕で包み込んだ。ヘルスタッグ相手に煙幕が無意味なのは先程の遣り取りで既に承知の上だが、これは相手から自分の姿を隠す為ではない。私が勝利を確実に手にする為の布石だ。

 やがてヘルスタッグは目の中に入った砂を払い落とし、取り戻した視界で周囲を見回した。そこで厄介な煙幕が張られている事に気付き、剛腕を左右に振るって煙幕を薙ぎ払う。腕を振るう度に暴風が吹き荒れ、煙幕が風に押し流されるだけでなく、ビッグウッドの木々も大きく揺らぐ。

 そして四回~五回ほど腕を振るい、粗方の煙幕を払った所で暴君は銀色に輝く貝殻を発見した。今度こそ逃がしはしない。朱く輝く瞳に殺意と決意を練り固めた意思を宿し、ヘルスタッグは地を駆けるように地面スレスレを飛翔した。

 自分の得意とする間合いに飛び込むも更に接近を続け、遂に相手を仕留められると確信を得た距離でヘルスタッグは二本の右剛腕を振り上げた。

 腕の周りに棉飴のように空気が渦を巻いて凝縮する様はドリルそのものであり、その凶器と化した拳を真上から叩き潰すように振り下ろした。


 バキンッ


 美しい銀食器にも似た輝きを放つ貝殻は呆気なく砕け散り、剛腕の先から中の液体が飛沫のように舞い上がる。破壊の感触にヘルスタッグはニヤリと口元に愉悦の笑みを貼り付け、次いで違和感を覚えて笑みの形を崩した。

 貝殻を殴った瞬間の感触はあったものの、中身の感触に歯応えが無さ過ぎる事に気付いたようだ。慌てて腕を引き抜こうとするも、腕そのものが何かに囚われたかのようにピクリとも動かない。


「ギシャアアアア!!」

『ふふふ、引っ掛かりましたね!』


 罠だと気付いて怒りの咆哮を天に向けて吐き出すヘルスタッグの背後から、本物の私が地中から這い出て来た。そう、ヘルスタッグが襲い掛かったのは岩魔法で作った私に似せた囮であり、先程の煙幕はソレを作る為の時間稼ぎに過ぎなかったのだ。

 そして偽物の中にはモンテルーガが使用したのと同様のセメント液が満載してある。偽物の貝殻を破った事で液体が外気に触れて乾燥し、其処へ深々と拳を突き入れてしまったヘルスタッグの腕ごと固化してしまった……という訳だ。


「ギシャアアアアア!!」


 囮から腕を引き抜こうと暴君はもがくが、それこそ無駄な抵抗というものだ。外見からでは分からないが、アレの真下には5mにも及ぶ巨大な杭が地中に食い込んでおり、更にちょっとやそっとじゃ抜けないように釣り針のような返しが所々に備わっている。狂化スキルを発動したヘルスタッグでも引き抜くのは極めて困難だ。


『では、そろそろ決着をつけさせてもらいましょうか……!』


 岩魔法で作った螺旋状の突起物――ドリル――を貝殻の正面にデカデカと装備し、泡車輪の代わりに、これまた岩魔法で作った無限軌道キャタピラを貝殻の両側面に付ける。

 別に泡車輪のままでも構わないのだが、やっぱりドリルにはキャタピラーでしょ!という漢の浪漫というか個人的な欲求に勝てませんでした。

 ドリルの甲高い回転音を響かせながら、キャタピラーを前進させる。キャタピラーが徐々に速度を上げて近付くにつれて、ヘルスタッグの焦りも大きくなっていく。

「ギシャ!! ギシャアア!!」


 まるで「来るな」と言わんばかりに叫び声を上げるが、当然無視だ。そもそもこんなにも慌てているのは、恐らく狂化スキルで自身の防御力が大幅に低下している事を理解しているに違いない。

 だけど、慈悲は無い。この世界は弱肉強食だし、そもそも最初に仕掛けて来たのは暴君の方だ。そして何よりも、我が主アクリルに怖い思いをさせた罪は重い!!


『覚悟ぉ!!』

「ギシャアアアアア!!!」


 高速回転するドリルがヘルスタッグの羽根を収納している背中の甲殻を突き破り、内臓を掻き回しながら胸板を突き破って貫通する。釘で打ち付けられた虫のように手足をバタつかせ、凶悪な口元から青紫色の血を吐き出す。

 その一方で風魔法を繰り出そうとするも、生命力を大幅に削られたせいか上手く風を紡ぐ事が出来ず、纏まりの悪い毛玉のように直ぐに解けて四散してしまう。


【相手の体力がレッドラインを切りました。丸呑みが可能です。丸呑みをしますか?】


 と、そこで脳裏に例の丸呑みスキルを告げるステータスが出現した。コレが出てしまえば、私の勝利も確定したも同然だ。ヘルスタッグの体からドリルを引き抜き、貝殻の口を開け―――


『い た だ き ま す!』


―――バクンッと一口で暴君を平らげた。胃袋が膨れ上がり、満腹感から来る多好感が全身を駆け巡る。暫くソレに浸っていると、脳内に再びステータスが表示された。


【経験値が規定数値に達しました。レベルがアップして7になりました。各種ステータスが向上しました】

【経験値が規定数値に達しました。レベルがアップして8になりました。各種ステータスが向上しました】

【経験値が規定数値に達しました。レベルがアップして9になりました。各種ステータスが向上しました】

【経験値が規定数値に達しました。レベルがアップして10になりました。各種ステータスが向上しました】

【戦闘ボーナス発動:各ステータスの数値が通常よりも多めに上昇します】


 おっしゃー!! 勝ったぞー!! そして嬉しいレベルアップ! これでまた強くなれると思うと頬の緩みが止まらない。表情なんてありませんけどね。

 しかし、あの凶暴なヘルスタッグ相手に勝利しちゃうだなんて、自分自身の事ながら今でも信じられない。今回の勝利は単純に自分が強かった……のではなく、進化によって使える魔法の幅が増えた事が一番の要因だと思われる。と言うか、今回の戦いは殆ど岩属性ありきだったしね。

 何にせよ、これでアクリルを突け狙う輩は消えた。胸を張ってアクリル達の下へ帰るとしよう。幸いにもマッピングスキルで彼女達が居た場所をマーキングしてあるから、この広大なビッグウッドの森の中で迷子になる心配も無い。

 それに運が良かったら、今頃アクリル達の救出も終わっている筈だ。そうすれば何の憂いもなく街へ戻れるだろう。あっ、そう言えばセーフティーハウスの中にシュターゼンを放り込んだままだったけど……まっ、いっか。




【名前】ガーシェル(貝原 守)

【種族】ロックシェル

【レベル】6→10

【体力】8800→10800(+2000)

【攻撃力】2100→2420(+320)

【防御力】7600→8400(+800)

【速度】620→720(+100)

【魔力】4300→4620(320)

【スキル】鑑定・自己視・ジェット噴射・暗視・ソナー(パッシブソナー)・鉱物探知・岩潜り・堅牢・遊泳・浄化・共食い・自己修復(成長修復)・聖壁・鉄壁・研磨・危険察知・丸呑み・暴食・鉱物摂取・修行・白煙・狙撃・マッピング

【従魔スキル】セーフティハウス・魔力共有

【攻撃技】麻酔針・猛毒針・腐食針・体当たり・針飛ばし・毒液

【魔法】泡魔法・水魔法・幻覚魔法・土魔法・大地魔法・聖魔法

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