俣彦の【野球噺】
俣彦
ホームラン
2017年のプロ野球が開幕して1ヶ月が過ぎようとしています。
皆様の贔屓の選手並びに球団の成績を如何様でありましょうか?
私の応援します球団は……
……可もなく不可もなし。
と言ったところでありましょうか……。
……欲を言えばキリがありませんが……。
因みに私が応援している球団はどこなのか?
でありますが
……なるべく特定されないほうが良いのかな?
と思いますの敢えてぼかした表現で述べさせて戴きますと
『在阪セ』にございます。
この1ヶ月のプロ野球の中で比較的多めの頻度で取り上げられていましたのが
野球の世界大会に出場された選手が苦しんでいる。
と言うものでありました。
開幕前。
と言う大事な時期に催される大会であること。
更には使われるボールが異なるなどありまして
投手の中にはファームでの再調整を余儀なくされているかたもいらっしゃるようであります。
その中でも特にこの選手が……。
となっていましたのが
日本で2番目に多い人口を抱える都市を本拠地に置いている球団の四番打者に関することであります。
怪我をされている。
と言うわけではなく、これまで全ての試合に出場されておりますので特に記事になるようことも無いように思われるのでありますが
どうやらその選手がホームランを放っていないことが気になるかたが多いらしく、
彼の打撃フォームについてあれやこれやと論じられる報道が随所に登場した。
そんな4月のプロ野球なのでありますが。
この手の。長距離砲がホームランを放っていない話を見聞きするたびに思い出しますのが『ベーブ・ルース』でありまして
彼がレッドソックスからヤンキースに移籍した1920年にベーブ・ルースは54もの本塁打を放ちました。で迎えた翌1921年のルースは開幕から絶不調。
特に調子が悪いわけでもない。練習もきちんと行っているにも関わらずバットにボールが当たらない。
野次と罵声を浴びながらの日々が続いていたのでありましたが
開幕から1ヶ月を迎えようとした試合で待望の今季第1号を放ったルースは、
これまでの鬱憤を晴らすが如く本塁打を量産。
終わって見れば前年の54本を上回る59ものアーチを描いたのでありました。
似たような事例は何年か前の複数のどんぶりご飯を食べることがニックネームであります東京の上にある県を本拠地に置きます球団の選手にもありまして、彼の場合。最初の本塁打が出るまでに129もの打席を要したのでありましたが、終わって見れば
ホームランキング。
横浜の選手に関しましても何かの切っ掛けで急に……。
になると思われます。4打数に1つは安打を放っているのでありますので気長に待ってみるのも。
その球団とは別の球団を応援している身としましては
(……目を覚まさせないように……。)
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