48時間 PART2 (1990) アメリカ

d.ウォルター・ヒル

t.ラリー・グロス

ジョン・ファサーノ

ジェブ・スチュアート

c.アクション

キャスト前作と同じ。

ジャックは「アイスマン」という名の麻薬取引界のボスを追っていたが、取引現場に突入した際、大事故が起こり死者が出てしまう。そこで証拠となる敵の銃が紛失。ジャックはバッジ剥奪の危機に瀕していたが、敵の持ち物からレジーの写真が発見される。レジーは殺し屋の標的にされているらしい。ジャックは、身に覚えのない理由でプラス5年の懲役を食らうも釈放を間近に控えたレジーに会いに行く。

以下、ネタバレあり。

前作でレジーが持っていた50万ドルの出所はアイスマンだった、という真相に驚き。そのお金でジャックがキャディラックを新調していたという皮肉もきいている。

定期的にジャック→レジーの理不尽なパンチシーンがあるんだけど、その唐突さにはフフッと笑ってしまう。

あと登場する女性はほぼ全員脱ぐ。それしかないんか？と思うけど、レジー→女性への執着を思えば納得できなくもない。

アイスマンの正体を明かす過程も工夫されていて面白かった。ラストのアクションシーンは派手すぎて、ガラス割れまくりで何がどうなってるのか少々わかりづらかったかな。一人一人消して、残りはラスボス！という構成はRPGやってるみたいで楽しく観られた。

アイスマンがレジーを盾にしたとき、ジャックが迷わずにレジーを撃ったの良かったな。その後タンカに乗せられたレジーとの会話も、目的のために共闘する中で築かれた信頼と関係性が表れていて好き。