鑑賞記録

木遥

鑑賞記録

☆はじめに


 時間は有限だし、人生の中で鑑賞できる作品には限りがあるから、面白い作品だけを観たい。


 自宅でいつでも停止できる環境でつまらないものを観るなんてナンセンス。作品と観る側の感性が合わなければ「つまらない」という評価になるのだけれど、芸術のプロフェッショナルが作ったものでありながら、奇跡的に、本質的につまらない作品というのも稀にある。俳優さんは素敵だけど脚本はイマイチ、というパターンとかね。

その一方で、誰かにとっての駄作は誰かにとっての名作だったりする。逆も然り。


 とりあえずたくさん映画を観よう、と張り切った私はある方に尋ねた。


「オススメの洋画、あればあるだけ教えてください」と。この方が勧めるものはきっと面白いぞ、という信頼を持って尋ねたらーーーーー!!!なんとーーーーーー!!! 勧めてもらったやつ、全部面白いのーーー!!! イェーーーー!!!!


 そこでひとつ決めたのは、「オススメしていただいたものは絶対に全部観る」ということ。人様に紹介していただくことの大きなメリットは、自分では選ばない/選べないであろう作品にも出会えること。時間を割いて教えていただいたものから、選り好みして、出会える感動の幅を狭めてしまうのは勿体無い。私が逆の立場なら、心の中の関西人が「聞いといて観いひんのかい!」 と憤って皿とか割れやすいものをたくさん割るだろう。


 なんにせよ、食わず嫌いをして、観る前から「どうせ微妙だろう」と見下していた作品が面白かったときの、あの感覚が嫌いなのだ。


 また、適当に選んだ作品を片っ端から観るよりもスムーズに観るべきものに出会える。出会ったらつべこべ言わずに素直に観る。


 ということで、何かピカイチでオススメの作品があったら教えてください。まだ観てない作品があるので時間がかかるかもしれないけど、必ず観る。これは随時募集。


 トリ頭な私が観た作品の内容を忘れないために自分用メモとして鑑賞記録を書き溜めてたんだけど、量が増えて管理が大変になってきたので、とても使いやすいレイアウトのカクヨムで、この度こういうものを始めることにした!


 ここには正直な感想を書くけれど、読んでくださった方が私の感想に左右され、本来出会えるはずだった感動を得る機会を折ってしまうことは望ましくないので、コイツはこう言ってるけど俺は俺の目で確かめるぜ、とロックに構えていただけると幸いです。





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