少年陰陽師　異邦の影を探しだせ／結城光流

角川ビーンズ文庫

◆安倍昌浩

「孫、言うなっ！」

稀代の陰陽師・安倍晴明の末孫だが、「晴明の孫」と呼ばれることをなにより嫌う。

才能はピカイチだが、まだまだ半人前の見習い陰陽師。

◆もっくん

｢ぬかるなよ、晴明の孫｣

昌浩の相棒の物の怪。

しかし本性は、安倍晴明が式神にした神・十二神将最強にして最凶の闘将・紅蓮。

◆藤花（彰子）

｢晴明様のお孫様だもの、きっとすばらしい陰陽師になるわね｣

時の左大臣、藤原道長の一の姫。

生まれついての見鬼の才（＝人以外の存在を感じる・見ることができる力）がある。

◆安倍晴明

｢まだまだ半人前だのう。ばーい晴明｣

昌浩の祖父で稀代の陰陽師。

自分の後継である昌浩の成長を時に厳しく、時に温かく見守る。

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