ジャパリ大運動会

@3786

第1話

 ここはジャパリパーク!私はサーバルだよ

 今日はへいげんちほーでうんどう会?ってのをやるんだって!さっそくしょうたいじょーもらっちゃった。かばんちゃんに教えてあげよーっと

 サーバル「かばんちゃんかばんちゃん!」

 かばん「どうしたのサーバルちゃん」

 サーバル「うん!あ、えーとね、へいげんちほーでうんどう会?ってのをやるらしくてわたし達にしょうたいじょーが届いたの!たのしそー!」

 かばん「フレンズさん達がが集まって色々と遊ぶ事だよね。うん、僕も興味がある…かな」

 サーバル「かばんちゃんどうしたの?」

 かばん「僕みんなみたいに泳ぎもうまくないし力も強くないし…参加しても足手まといになるだけだよ…」

 サーバル「へーきへーき!フレンズによって得意な事違うから!もしかしたらかばんちゃんが勝てるしゅもくもあるかもしれないよ!」

 ガサッ

「それならいい案があるわ!」

 かばん「うわぁぁぁぁ!たっ!たぅぇ……あなたはマーゲイさん!どうしてここに?」

 マーゲイ「細かい話は割愛するわ。かばん、あなた私と実況やりましょう!」

 サーバル「マーゲイは参加しないのー?」

 マーゲイ「(早口)私は声真似が得意なだけよ。今回はパス。だけどみんなと一緒にできる事を私なりに考えた訳なのよ、それが実況なんだけど一人じゃどうも心もとなくっt」

 サーバル「そうと決まったら早速しゅっぱーつ!」

 へいげんちほー

 マーゲイ「さーて始まりましたジャパリパーク大大大大運動会!実況はわたくしマーゲイと」

 かばん「かばんです。よろしくお願いします」

 マーゲイ「さて選手入場です!

 赤組ライオンチームの紹介から参りましょう

 リーダーだってやるときゃやる!だけどゴロゴロした〜いライオン!

 筋肉ならオレに任せろ!パワーオブマッスル!オーロックス!

 コンビネーションは抜群だ!相手が誰だろうと望むところ!アラビアオリックス!

 万年見張り番にはワケがあった!影の実力者ニホンツキノワグマ!

 助っ人として4人程紹介しましょう

 明後日の方向に勝利がある!全部まとめてアライさんにお任せなのだ!アライグマ!

 相方のフォローは任せとけ!アライさん一筋300年!フェネック!

 小さくても王者の風格!大きい尻尾だろー?フォッサ!

 さばんなちほーのトラブルメーカー!夢はでっかくキャプテンだ!サーバル!

 以上がライオンチームの紹介となります

 続いて白組ヘラジカチーム

 パーティのメイン盾!スタミナ切れだけが天敵だ!シロサイ!

 機を伺うのが得意だぞ!唯一の飛行タイプ航空参謀ハシビロコウ!

 触れるもの皆傷つける!トゲトゲチクチクヤマアラシ!

 これぞ天然のステルス迷彩!我がジツをとくと見よ!パンサーカメレオン!

 防御だけが脳じゃない!攻撃に転じるとどうなるか見せてやる!オオアルマジロ!

 じゃんぐるちほーの王者!この勝負どうなるか全然わからん!ジャガー!

 遅ればせて参上!ひたすら突進あるのみ!突き進めヘラジカ!

 以上が全メンバーの紹介です」

 かばん「マーゲイさんすごいです!」

 マーゲイ「ふふふん、前々から一度でいいからフレンズの紹介をやってみたかったのよねー夢が叶いましたわゲヘヘ」

 かばん「この紙に書いてある種目で勝負を決めます。まず第1種目は玉入れとなります。制限時間内に玉を籠により多く入れたチームの勝ちです!でははじめ!」

 ヘラジカ「この玉を投げれば良いのだな!うおおおおおお!」

 アライさん「のだっ!?」

 マーゲイ「あーっとデッドボールは反則!反則です!」

 かばん「この勝負ライオンチームの勝ちになります」

 フェネック「やったねーアライさん」

 アライさん「やられ損なのだ〜!」

 ヘラジカ「すまん、しかし!次は負けない!」

 かばん「続いての種目は大玉ころがしです!それでははじめ!」

 ライオン「任せたぞオーロックスー(ドスと気の抜けた声混じり)」

 オーロックス「ライオンも手伝ってくださいよ!」

 ライオン「えーめんどくさいー、だってオーロックスはオリックスといつも一緒じゃーん、今更私が入っても変わらないじゃーん」

 オリックス「それは違います。ライオン様が入れば我々もフルパワーを出せる気がします!だからライオン様も!」

 ライオン「キミオーロックスの脳筋が移っちゃってるねー、仕方ない、本気出させてもらうか(ドスの効いた声)」

 うおおおおおおりゃああああああ!

 ジャガー「向こうがこう…ゴロゴロしてる間にかなり進めたね、だけど気は抜けないし ラストスパートかけるよ!」

 シロサイ「よろしくてよ!」

 ヤマアラシ「頑張るですぅ!」

 わっせわっせわっせわっせ

 マーゲイ「さてどうなるどうなるキミならどうする!」

 かばん「同着です!判定は…ラッキーさんお願いします!」

 ギリギリデヘラジカチームノ勝チダネ

 ジャガー達「ばんざーいばんざーい」

 ライオン「あちゃー負けちゃったか、もう少し早く本気出しときゃ良かったかな?メンゴメンゴ〜」

 オリックス「大丈夫です、次があります!」

 かばん「続いては借り物競争です。紙に書いてある物を観客のフレンズさんから借りて先に二人が条件を満たしたら勝ちになります!」

 マーゲイ「それではっ!フレンズファイト!レディーゴー!」

 かばん「マーゲイさんノリノリですねー」

 フォッサ「んー?丸い石?を持ってる子を探せばいいんだね、あっ!そこの君!ちょうどいいもの持ってるね、それくれないかな?」

 観客/アイドルF「いいよー、終わったらかえしてねー」

 カメレオン「ふふふこうして透明になりさえすれば人に尋ねることなく物をゲットできるでござるよふふふ…」

 ハシビロ「じー…」

 観客M「な、なんだよう!あっち行ってよー!」

 ツキノワグマ「ヒグマにハチミツ渡して目的のもの貰っちゃった♪」

 かばん「先に僕たちのところについたのは…ライオンチーム!」

 ハシビロ「ごめんなさい、機を伺いすぎちゃった」

 カメレオン「気に病むことはないでござるよ。次があるでござる!」

 かばん「続いては大縄飛びです!みんなで同時にジャンプしてより多く跳べたチームの勝利となります」

 マーゲイ「アターック!」

 いーち、にー、さーん、うぎゃー!

 サーバル「ごめんみんな、先走っちゃった…」

 かばん「サーバルちゃん飛びすぎだよー」

 いーち、にー、さーん、しー、ごー、ふえっ!

 マーゲイ「5回跳べたわね、この勝負ヘラジカチームの勝利!」

 アルマジロ「これくらい余裕です!」

 マーゲイ「(早口)さて次の種目よ!、次は綱引き!この線まで相手を引っ張った者が勝利ね!それじゃあスタートユアエンジン!」

 かばん「張り切ってますね、みんながんばれー」

 ライオン「ヘラジカさえなんとかなれば勝てそうなんだけどねー」

 オーロックス「大丈夫です、オレがいます!」

 サーバル「うみゃみゃみゃみゃみゃ!」

 アライさん「洗うのは得意でも引っ張っるのは苦手なのだぁあ!」

 フェネック「まーまー、私だって苦手だしもう少し頑張ろうよアラーイさーん」

 ヘラジカ「一度でいいから全力を出して見たかった!この勝負貰った!いけるな?ジャガー!」

 ジャガー「わからん!」

 アルマジロ&ヤマアラシ「オーエス!オーエス!」「ですぅ!」

 カメレオン「ふぇぇ…腕が抜けそうでござる…」

 シュポーン!みんみー!

 かばん「すごい土煙、この勝負は…」

 マーゲイ「ギリギリでライオンチームの勝ちよ!」

 サーバル「危なかったー」

 かばん「次はジャパリまん食い競争です!手を使わずに若干ゃパリまんを食べきってからゴールしてください」

 かばん「それではスタート!」

 フェネック「アライさんがんばれー」

 アライさん「よーし食ふぇふぃふふぉふぁ!」

 かばん「アライさんはやーい!、ヘラジカチームはどうでしょうか」

 ジャガー「これくらい朝ごはん前だよ!それじゃお先!」

 マーゲイ「ジャガーはもっと早かったわね…」

 マーゲイ「この勝負ヘラジカチームの勝利!」

 かばん「続いては障害物競走です!山あり谷ありのコースを先に抜けたチーム代表が勝利となります」

 フェネック「やー、みんなに任せてばかりじゃダメだし私が行くよー」

 ヘラジカ「よし!ハシビロコウ、君に決めた!」

 マーゲイ「ヨーイドン!」

 ハシビロ「飛べば楽勝…かな」

 フェネック「潜れば楽勝だねー」

 かばん「あ、二人とも飛ぶのも地面に潜るのも禁止ですよ」

 フェネック&ハシビロ「「えー」」

 この勝負はなんやかんやどったんばったんして先にフェネックさんがゴールしました

 かばん「さて最後の種目はリレー対決!走って手に持ったバトンを次の選手に渡してくださいね。先にゴールしたチームが勝ちます」

 ヘラジカ「最後だな!絶対負けられん!」

 ライオン「ココを抑えれば勝てそうかなー」

 マーゲイ「第1レーンはシロサイとアライグマ!

 第2レーンはジャガーとフォッサ!

 第3レーンはアルマジロとツキノワグマ!

 第4レーンはヤマアラシとサーバル!

 そして大将対決最終レーンはヘラジカとライオン!

 コレは目が離せない展開ですわ!」

 かばん「それではスタートです!みなさん頑張ってください!」

 アライさん「わっせわっせ…」シロサイ「サイサイサーイ!お待ちなサーイ!」ズドドドド

 アライさん「ふえぇ!このままじゃ追いつかれるのだ!」

 フォッサ「パス!ほらほら!」

 アライさん「助かったのだ…」

 シロサイ「ぜえ…ぜぇ…ジャガー、後は頼みましたわ…」

 ジャガー「まっかせて!」

 フォッサ「ツキノワグマが見えてきたね、ん?」

 ジャガー「追いついた!」

 フォッサ「ふふふ、王者対決だね!負けないよ!」

 ジャガー「私が王者!?えっ?えぇ〜!?」

 二人「「同着パス!」」

 アルマジロ「こうやって転がれば早いです!」

 ツキノワグマ「えっ!すっごーい!」

 ホイパス!遅れてパス!

 ヤマアラシ「走るのあまり得意じゃないですぅ…」

 サーバル「きょーそーなら負けないんだから!」

 サーバル「ほらパス!ライオン頑張ってね!」

 ライオン「頑張るよー」

 ヤマアラシ「ヘラジカ様、後は任せたですぅ」

 ヘラジカ「うむ!」

 ライオン「らくしょーらくしょーもうじきゴールだねー」

 ヘラジカ「うおおおおおおおぉぉ!」ズドドドドド

 ライオン「げっ!追いついてきてる!」

 ヘラジカ「絶対に負けん!!」

 ズドォォ

 マーゲイ「ツノの差でヘラジカチームの勝ち!」

 かばん「みなさんお疲れ様でした、今回の対決は両チーム引き分けです。みんなすごいです!」

 とても面白い対決が見られたし次は僕もやってみようかな?

 この運動会はラッキービーストの提供でお送りしました

 ラッキーさん、マーゲイさんありがとうございました!(終)

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