第15話 弱いあなた

土曜日


土曜日だー...


杉岡に家に来いって言われてたな...行きたくないなー


でも言いたい事もあるし...






うーん...


とりあえず行ってみるか

────────────────────

杉岡家


ピンポーン


琉稀『はい』


友美「稲川です」


琉稀『はい』


男子の家に来たの久しぶりかもしれない...こんな形で来るとは思わなかったけど...


ガチャッ


琉稀「来たんだな」


友美「気になることもあるしね」


琉稀「そうか、まあ入れ」


友美「お邪魔します」

────────────────────

琉稀の部屋


友美「うわー男子っぽい部屋だ」


琉稀「そりゃ俺男だからな」


友美「他の人たちは?」


琉稀「来ない」


友美「そーなんだ」


琉稀「じゃあ早速...」


友美「今日来たのは殴られに来たんじゃなくて言いたい事あって来たんだけどさー率直に言うけどさあんたって弱いよね」


琉稀「は?」


友美「喧嘩が弱いんじゃなくて心が弱いよね」


琉稀「何言って...」


友美「だから喧嘩して強く見せようとする...違う?」


琉稀「そんな訳ないだろ」


友美「そうかな、まぁいいんだけどさ」


琉稀の母「琉稀っ裕也君が来たわよ」


友美「帰るね、お邪魔しました」


ガチャッ


裕也「おー何で稲川が...」


友美「ちょっとね」


裕也「まさかイチャイチャしてたり?」


友美「それは無いから、じゃ」


裕也「稲川と何話してたんだよ琉稀」


琉稀「何でもいいだろ」
















私は










強くなりたい

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ありえない日常の中で... @Ririi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ