第8話 大切な親友

次の日

菜花「はぁー眠たい...zzz ってダメだ寝たら...はぁ...」


優美「あっおはよー森崎さん」


菜花「優美ちゃん...あの...私に何か用ですか?」


優美「まぁそうなんだけどね とりあえず眠ってもらおっかな♪」


菜花「え?」


と、後ろから手が伸びる...


菜花「んーっ!」


優美「おやすみー」




































































美阪中学校 玄関口

生徒会書記は日美ちゃんが選ばれた

まぁ、分かりきってたことだけど...


んで、昨日部活行ったら部活OFFだったって...聞いてなかったよそんなこと!

────────────────────

廊下

今日途中で菜花に会わなかったなー珍し...

休んだのか?でも...滅多に休まないのに...あれ?2年A組の前に人だかりが...


嫌な予感がする

────────────────────

2年A組教室

友美「何やってんの?」


祐也「おー稲川ー」


優美「おはよー」


友美「おはよ。んで、何やってんの?」


優美「何って縛ってんの」


友美「何を?」


優美「貴女の大事なお友達♪」


まさか...


琉稀「そう、森崎菜花を縛った」


友美「なんで...」


菜花「友美...」


友美「菜花...」


もう完全にいじめレベルでしょ、これ


優美「どーしても謝って欲しいんだってあの時のこと」


日美「私は別にどうでもいいんですけどねストレス発散出来たらそれで」


祐也「オレも」


優美「アタシもね。でも、琉稀が謝って欲しいって」


琉稀「謝らないとこいつがどうなっても知らないぞ」


は?


友美「私、前に言ったよね絶対謝らないって」


琉稀「俺はお前みたいなやつが大っ嫌いだ」


友美「はぁ...」


琉稀「だからこそ謝らさせたい、それだけだ」


友美「あのさ、そんなしょうもない事で菜花使わないでくれる?」


琉稀「なっ...しょうもない事だと...?」


友美「うん、しょうもない どうでもいい」


琉稀「...っ」


ドスッ


友美「けふっ............そうやってすぐ殴る

別に私は殴られても蹴られてもいい、だから友達に手を出すのはやめてくれない?」


キーンコーンカーンコーン


祐也「チャイム鳴ったーみんな座ろー」


友美「菜花をほどいて」


菜花はほどかれた


菜花「友美...」


友美「大丈夫...?」


菜花「うん、大丈夫」


友美「そっか...良かった...」


菜花「友美、座ろ」


友美「うん」


絶対に許さない......杉岡琉稀...





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る