ゆとり、ゆとられ
@asagiasami
はじめに
気づいたら26歳になっていた。
ちょっと前の言葉だけどぎりぎりアラサーに入る年齢だ。
あらゆる方面から糾弾されているゆとり世代でもある。
自分が仕事のできる人間かどうかは正直わからない、だってまだ働いてないから。笑
笑い事ではないのかもしれない。
笑ってしまうあたりがゆとり世代と言われる原因なのかもしれない。
ニートでも引きこもりでもないが、一応、まだ学生なんです。
「一応」とつけてしまうあたりで、わたしがいかにその部分に劣等感を抱いているのかを言わずもがな感じ取ってほしいと思ってしまうことが、26歳まで学生を続けているわたしの図々しさの象徴だろう。
そんな風に周りとは違う道違う道を選択してきてしまったせいで、最近話が合わないと感じることが多くなってきた。というか、わたしだけが大通りから離脱してしまったんだろうと、自覚できるようになった。
自覚できたのは本当に最近のことだが、今にして思えばもう随分前、物心ついたころから離脱していたように思う。共感は得られなくなったが、時々、それって面白い考え方だね、少数派だろうけど。と言われることが増えた。多様性の時代らしいから、罪にならない程度ならいろんな考え方を肯定できる器の大きい社会であってほしい。
「ゆとり、ゆとられ」ではそんな社会の王道から離脱してしまったわたしが時々思うことをなんとなく書いていこうと思います。その自覚はあるので、全くもってゆとり世代を代表した気はさらさらありません。
ゆとられて生きてきた感覚は実のところ全くない、というのがゆとり世代と呼ばれるひとりの、わたしが思うこと。
円周率が3だったとか、台形の面積を求める公式を習わなかったとか、正直どうでもよくないか。
高校に上がれば円周率はπになるし、台形の面積なんて別に公式化して覚えるほど複雑なものじゃないじゃないですか。
もちろんわたしの嫌いな教科は「道徳」でした。
所詮、若造の未熟者のろくに社会人もできていない26歳の戯言だと、鼻で笑ってもらって結構。共感を得られるなんて思ってはいませんが、でもふと立ち止まってこんな考え方もあるんだな、と思ってくれる人がいれば嬉しい限りです。
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