流浪の民のWeb小説体験レポート

ストリエさんを使った感想２ キャラかぶりについて

　ストリエさんの２ｃｈを読んでいた時だと思います。

　キャラかぶりについて書かれていました。

　ストリエさんではキャラかぶりが起こります。同じキャラなのに、違う作者さんの全く違うストーリーで使われていて、行動や性格が異なっていたりします。

　しかたがないことだとは思います。

　公開してあるキャラは、ストリエさん内でなら、誰が使用してもいいのです。

「自分が使っていたキャラが違う話でも使われていて、その振る舞いが嫌だ」という書き込みがありました。

「しかたがないだろう」という書き込みが入っていました。私もそう思ったのですが、「エロい話に出ていて、そこでエロいことをしていると本当に嫌だ」と……。

　ＢＬを書いていたので、耳が痛かったです。声が聞こえるわけではありませんが。ＢＬを書いていて思いますが、嫌いな人には、嫌な思いをさせているのでしょう。

　でも、ストレスがたまると、思いっきり書きたくなります。ダメと言われると、書きたくなります。

　１８禁になるようなドロドロな話は嫌なので、コメディタッチを心がけていますが、嫌いな人にはそんなの関係ありません。

　読んでいて、どうしても自分の感性と合わない作品は必ずあります。

　恋愛が好きだったり、王道ファンタジーが好きな人も、ゆるふわが好きな人も、スプラッターが好きな人も、ホラーやサスペンス、サバイバルゲーム、異世界転生だって好きな人がいます。

　でも、それと同時に、見るだけでおぞ気がするという人もいると思います。

　異世界転生も嫌いではありませんが、いっぱいありすぎて胃がムカムカしてくる感じです。それっぽい題名だと、視界から外します。

　ラノベ特有の会話文も苦手です。

　異世界転生で人気があるのはほとんどそれです。

　あの会話、ありえないと思います。

　スプラッタ系も嫌いです。サバイバルゲーム系も、何個もありすぎてお腹いっぱいです。一つ観れば、後はいいかという気持ちになります。同じ話で２とかがあっても、『この人たち一回助かったのに、またこんなとこ来てるの？』と思います。

　でも、神様の言うとおり弐はマガジンでたまに読んでました。苦手なジャンルですが、１話、１話が面白かった気がします。「またこのパターンか」と思いつつ、読むと面白かったので楽しみにしていました。

　主人公のお友達でカッコいいのに主人公のことが好きだった人がどうなったのか気になります。

　以前も質疑応答のところで書きましたが、質問した方が「ウケる話があると、似たような話が乱立する」にもつながります。

　もっとオリジナリティを出せばいいのにと思います。

　出せないから、似たような感じになるのでしょうか。

　それで、アイディアを盗むような人も出てきてしまうのですね。

　自分の経験を元に書けば、他の人に真似ができない面白いものが書けると思うのですが。

　それすらも真似しなければならないのなら、「小説を書く前に、町に出て、山に行って、海に行って、自分の目と足で確かめてこい」と言いたくなります。

　恋愛などは、人と人が関わる話なのですから、人と関わって、自分がどんな気持ちになるのかということを、自分のことも含めてじっくり観察してほしいです。

『人間は嫌いだ。きっと自分を否定するに決まっている』という判断をして、人と関わるのをやめてしまえば、複雑な人間模様を描くことはできなくなります。

　本を読んで情報として持っていたとしても、それを写すだけでは説得力がありません。実際に自分で体験したことを書けば、言葉に力が入ります。

　たとえ現実に、めちゃめちゃ腹立たしい人がいたとしても、「この嫌な気持ちは、いつか面白い小説を書くために生かしてやる」と思えば、我慢もできます。

　私は我慢しないでクレームに行くこともあります。

　ただ、そういう気持ちでいれば、意外と面白い発見があったりもします。

　それで、綺麗な自然の中に行くことができれば、「なんてちっちゃなことで悩んでいたんだろう」と思えます。

　絶対そうだという保証はしません。

　受け取る側の受け皿が違うので、同じものを見ても、同じ反応になるとは限りません。

　だから、いろいろなジャンルの「面白い」小説が必要になってくるのだと思います。

　数があっても面白くなければ意味がありません。

　読む人がいなくなってしまいます。

　他に面白い娯楽は、山ほどあるのですから。

　また、話しがそれてました。

　戻します。

◇◇◇

　キャラかぶりは、悪意がなければアリだと思います。早い者順でなんてことになったら、わけがわからないことになります。ただし、ストリエさんに限ってです。

　どうしてもそれが嫌だとなれば、自分で描くか、専属絵師様をお抱えになるしかありません。

　私にはそれだけの甲斐性がないので、自分のイメージに合うキャラを探してきて、それでストーリーを書きます。ストリエさんには素敵なイラストが本当に多いのです。日がな一日、それだけ見ていても飽きません。

　もちろん、お借りしているキャラなので、大事に大事に育てます。

　みんなに好かれる子になってくれたら嬉しいなと。

　私が書いたキャラがイラストを描いた方に気に入っていただけて、読者さんにも面白いって言ってもらえたらホントに嬉しいです。

　そういう気持ちで書いているので、吹き出し付きの投稿サイトは、私にとって特別な場所です。

　自分だけではなく、同じ夢を持った、他の方の力もお借りしてストーリーを書ける場所だからです。