悪薬:デーモン・ポンチ?【☠】
ナザリック第九層・ロイヤルスイート in デミウルゴス居室
ノックも無しに、バァ~ン! と重厚な扉を開け放って飛び込んで来た者に、デミウルゴスは不愉快な視線を向けるも、入って来た者の姿を認めた直後に仕方が無いなといった微苦笑で迎えるデミウルゴス。
「小父様、小父様、デ~ミ~小父様!」
「リュート、扉を開ける前にノックを忘れずに。ノックをして、許可を得てから扉は静かに開く様に」
「はぁ~い!」
他の者で在れば間違いなく、生きたまま容赦無く、
足元に駆け寄ってくるリュートを何時もなら、両手を広げて抱き上げるが、生憎と今は手が離せない。
「デミ小父様、黒くてシュワシュワしてて、ぷちぷちしたの、欲し~の!」
「うん? 黒くてシュワシュワした? フム・・・例えば、こんなモノかい?」
いつもの
「! コレ! コレちょ~だい!」
「ダメダメ、これは
デミウルゴスはチョッピリ怖そうな顔をして脅し付ける。=羊が見たら先ず心臓が止まる。
リュートには、何時もの顔の方と大差ないので、全然怖くない。小父様、変貌してる~・・・位?
「・・・
リュートは思う、
それはそれで・・・面白そう! とか思ってる。
結局、毒
聞く所によると、アウラの元でコーラを一口飲ませてもらって、また飲みたいらしいが、ペストーニャがその辺りを厳しく管理していて飲ませて貰えない様だ。
ペストーニャ曰く、際限なくそればかり飲まれてしまうと心配だから制限している、との事。
となると、リュートの我が儘を通すためには、比較的リュートには甘いデミウルゴスに頼る=甘える事が一番の近道と判断したらしい。
セバスは何気に甘いが、その辺りはペストーニャの言い分に従って厳しい。
/// /// ///
アウラ
ペストーニャから、もし勝手な事をしたなら・・・宮中料理のみ=ジャンク系フード禁止令。
要は、朝昼晩三食ドレス着用で優雅にテーブルマナーを習得して頂きます、わん。
宮廷料理=王が食べる食事・玉膳を指す。
宮中料理=王以外が食べる食事を指す。要は、似て非なるモノ、
マーレ
ペストーニャから、もし勝手な事をしたなら・・・正装して舞踏会。
要は、男装して舞踏会にてダンスを披露して頂きます、わん。
壁の花【=見学】で終わったら・・・ノルマを増やします、わん。
コキュートス
ペストーニャから、もし勝手な事をしたなら・・・糖蜜にカラシとワサビとタバスコと
諸手を挙げて降参するに至った・・・らしい。
蓼=辛味のある日本の植物。蓼食う虫も好き
ルプスレギナ
ペストーニャから、もし勝手な事をしたなら・・・一週間、お肉風味合成溶液だけ、わん。
リュートから必死になって逃げ回った!
リュートは、
ルプスレギナ曰く、「好い肉味だけど・・・アレは肉じゃないっす!」
・・・ ・・・ ・・・
ちなみに、この悪薬【デーモン・
その結果、羊皮紙の量産体制が強化できそうだとか。=剥ぎ取りに適した個体が増えた
それから暫く、
悪薬から作られた、悪魔でも
=デミウルゴスも毒味して縮んだ。=
堕落の毒林檎・・・《堕落の種子》から芽吹いたモノを育成した結果、トロリとしていそうな
扱いが危険な為、
毒特有の味わいを持つ悪薬で、様々な老齢の貴族達から、垂涎の眼差しで求められるのだとか。
細長くて白いナニカ=骨子・・・存在としての骨組み=経験値を
【マッドネス
=錬金術師のスキルが無くても一時的に特定の
カルマ値:悪=ピピッとした
by弐式炎雷:所蔵 ハーフ・ゴーレム=ファンタジー系サイボーグ?
魔怪造手術=クリーチャー化手術/特殊
属性:悪限定存在をクリーチャー化。
元々
・・・主にエントマの娘:
アインズからは、くれぐれも恐怖公の眷族達は魔怪造しない様にと、一応念を押されている
ちなみに、アルべド
セバスにも飲ませて
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