神の杖保有宣言

日本国の宇宙衛星の打ち上げ技術は高精度である。

 有人飛行こそ他国に遅れているが、高精度の衛星打ち上げ技術を使って、

 粛々と宇宙衛星を打ち上げたのであった。気象衛星や宇宙観測衛星と称して、

 準備は整っていたのである。

 ただ、保有宣言をしていなかったのである

 しかし、北朝鮮民主主義人民共和国の攻撃の危機が迫っていた。

 そこで、日本国首相は西ノ島に神の杖を一発落とすデモンストレーションを行い、

 神の杖保有宣言をしたのである。

 「神の杖」とは、人工衛星から地上に落とされる槍と言うとわかりやすいであろう。


 西ノ島は、火山活動で成長している島であるが、火山活動が休眠状態に入ろうとしていた。

 そこに、神の杖を落としたのである。


 大爆発と共に火山活動が活発化


 再び、島の成長が始まったのである。

 それは、日本国を攻撃すれば火山なり軍基地・原発施設に落とすぞと言うメッセージでもあった。

 このデモンストレーションにより、パワ-バランスが一気に日本国が上回ったのである。

 宇宙条約の曖昧さをかいくぐり配備した兵器


 「神の杖」には、敢えてウラン弾など核拡散防止条約に抵触しそうなため、

 タングステン製にしたのであった。

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