2018年8月まとめ



徒花の如く綺麗なだけの役立たず

それを願うは愚かが過ぎる赤頭巾

いくら後悔せど待てど、猟師は決して現れない


泣いた三日月その手に抱いて

欠けた側なぞ知らんぷり


見晒せ見晒せ宵の月

甘く蕩ける水面の月を

飲み干し溺れた運の尽き


このまま墜ちれば空の底

わがまま叶えば海の上

始めから死んでいればよろしいのにね


絡まるカルマの空回り

死んだ兎は何見て跳ねた

転んだ亀は泳ぎも苦手


甘い毒なら溺れていたい

わたしの身体はあなたの心

分からないなら溶け愛ましょう


時と場合によりけりですが

わたしはあなたが嫌いです

わたしはあなたと恋をしたい


逆さま逆さま

心の鎖が落っこちた


ここからここまで命拾い

その先三名目を閉じて

指を咥えてサラダ味

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