第45話

 お久しぶりです。これを書いているのは2017年4月の下旬でもうすぐ5月です。

 

 もう半年以上これを書いてなかったことになります。


 その半年の中で学んだことが幾つかありました。


 今まで書いてきた編集プロダクションはかなり厳しいところでしたから、本当に合わせて書くことの辛さを味わいました。


 実際に出版社さんと直接仕事をすると、今度は楽しいけれど、その出版社さんのカラーを理解することが大変でした。


 以前書いたかもしれないですが、同じ乙女系小説でも、出版社さんによって考え方や姿勢が違います。


 それぞれの出版社さんに、こういう物語がいい、という指針があるものです。


 それを知るためには、何度も出版社さんを訪れて編集者さんとお話することが大事だと痛感しました。


 ひたすら萌えを求めていく出版社さんもあれば、成長や変化を求めるところ、より具体的に数値化された売上から今の読者の嗜好を追求した上で、乙女系小説には欠かせないものとしていろいろなテクニックがあると考える出版さんなど……。


 結局一番売れてる出版社さんは最後に記したところではあるのですが。


 面白い方程式を、上記のうちの最後のA出版社から教わりました。


 ヒーロー>ヒロイン>ストーリー。


 端的にいうとこうです。何もないがしろにする順ではないのです。むしろ読者が重要視している順だといえます。


 魅力的なヒーローができれば、そこから魅力的なヒロインが生まれる。ヒーローとヒロインが揃ってはじめて魅力的な話ができるという考え方です。


 今までそういうふうに考えたことがなかったので、とても新鮮でした。


 ラノベだと、


 キャラクターありきのストーリーということでしょうか。


 ラノベでなくてもキャラクターが魅力的だと、自然とお話ができてきます。そのお話の中で、キャラクターが自然に活躍できていれば、そのお話しは生きてくるのでしょう。

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