第35話

 今回は体験談を。


 仕事の依頼がありまして……1週間でプロットを3本書いてくれるかと言われました。

 もちろん自分の書きたいものを自由に、ではなくて、出版社様が要望する内容テーマで。


 非常に短い期間でしたが、2日で提出しました。


 そしたら全部ボツ。相手の希望にそぐわってなかったようでした。

 もう少し詳しく要望を聞いて、また3本プロットを書きました。


 また全部ボツ。


 業を煮やしたのか、依頼してくださった出版社様が、見本を見せてくれました。

 それと見本の本。


 それにならって、甘くてロマンチックなプロットを1本作りました。


 ようやくその1本が通りまして、改めて話の流れを詳しく書いたもの、A4・4枚にまとめて担当者さんに送りました。

 とりあえずそれで書いてくれ、途中稿を見ますとのこと。

 とりあえず、100P。


 〆切が問題でして……プロットから完成まで約1ヶ月強。

 その途中で、途中稿を見せるわけですから、見てもらっている間の日にちは何も出来ない。


 で、ヒイヒイ言いながら1週間で100P書いて出しました。


 すると、プロットを変更して欲しいと要望。もっとロマンチックに。

 内容や文章はいいけれど、今のままではダメだ、とのことで、担当者様からいろんなアドバイスを受けました。


 もうプロット通りになるのは骨組みだけ^^; エピソードは大幅に変更。

 でもそういうのは当たり前。辛いけど当たり前なんですよ。


 そこから10日間で残りの165Pを書きました。


 でも、そこでもダメ出し。あのエピソードはいらない、改行しすぎ。と、結局、250Pまで減りました^^;


 でもやっぱり書かなくてはいけない。

 担当者さんにこのエピソードをここに持ってきて、ここらへんにこのエピソードを付け足して膨らませますと告げて、追加と書き直し。


 ようやく、もともと依頼されてた265Pに。


 紆余曲折。


 でも書けてよかった。


 みなさんも絶対に依頼してもらった原稿は、落とさないようにしましょうね。


 ちなみに依頼されたのは2月20日。〆切は3月末日でした^^;


 今回は特別きつかったです。

 でももっときつい〆切を守っていらっしゃる方もいますから、バテててはいけませんね……。

 

 ※ 追記

 この記録は最高と思ってましたけど、この間165Pを3日で。10万字を6日で書いたので記録更新しました……

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