第2話
アイデアは、ふと読んだ記事やニュース、読みあさっている資料(ライトノベルと言った読み物ではないもの)、映画や観光、いろいろな刺激から、頭に浮かんだものを簡単なメモとして残しておきます。
形にならないものや、プロットとして広げていくものとさまざまなので、すべてが採用になることはまず在りません。
それから、自身の生活や気持ちの切り売りともなると、自分自身が辛くなったり、ネタに限度が生まれてしまうので、わたしはまずしません。
日頃書いているものはボーイズラブと呼ばれるジャンルですが、わたしはボーイズラブは恋愛小説だと思っています。
男女の恋愛小説では描けないものや表現すると陳腐になるもの、すでに成立してしまい、そこから乗り越えるのが案外簡単であるものが、同性同士であると、基礎から理論構築していき、登場人物の考え方、性格、環境までいろいろと必要になると思っています。
だからといって男女の恋愛でも割り切ったり簡単に解決しないものもあるので、
男女で書けると感じた時点で、その作品は没にします。
なぜなら、書く側のわたしがそう感じるのであれば、読者はいっそうそう感じるからです。
恋愛の細やかな情動を描きたいときは、その範囲ではありませんが、
出会い、惹かれる、思いを遂げる
といった過程のなかで、カタルシスを感じるものを選びます。(長くカタストロフと書いてました、すみません……)
登場人物には人生があり、別の人生と人生が交わるときに生まれるものが、書きたい。
そう思えるときに、それが表現できる形を選びます。
それがボーイズラブであったり、別のジャンルであったりすることもあるわけです。
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