ヒトノテとネコとヒザマクラの夢

・タイトル

ヒトノテとネコとヒザマクラの夢

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882568167


・作者

偽尾白先生


・公開状況

完結済(全5話、5,646文字)


・あらすじ

生き残った知的生命体は我々だけである。

我々は、ネコ。

今は滅びたヒトに愛玩され、知性と自我を学んだイキモノだ。

既にもう、ヒトは滅び、最初の世代のネコたちも少ない。

だから、我々は想像する。

忘却の彼方へ去った、ヒトノテとヒザマクラ――

その温もりと柔らかさを、今はもう誰も覚えていない。

温かくて柔らかいことしか、覚えていないのだ。


・オススメポイント

 ハードな作品が並ぶ中、普段はSFを読まない層にオススメしたいのが本作です。舞台は遠い未来、既に人類は滅びた世界です。そこでは、今の人間以上に精神性を高めたネコたちが、唯一の知的生命体として暮らしています。ゆるーく生きるネコたちの言葉に、時折ハッとさせられるような言葉がまじりますが……やはりネコはネコ、彼らかのヨラは今日も思うのです。ヒザマクラって、どういうものだったんだろうかと。滅びの世界の一つの可能性として、こんな愛おしい物語があることを是非知ってほしいですね。オススメです!

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