第3話 路地裏のお好み焼き屋

幼い頃、近所で、大通りでは無く住宅街の一角にお好み焼き屋がたくさんあった。

駄菓子屋の延長のような感じでやっている。


土曜の昼や、夕方にかけて、小学生くらいの子供もたくさんきていた。


だから、チェーン店の、自分で焼くスタイルには、未だになじめない。

またビールなどを一杯飲みながら、という店もあるが、

それはそれ、という感覚がある。


また、この頃のこの地域の店では、マヨネーズはほとんど使わなかった。

後になって別の地域で、関西出身者と一緒にお好み焼きを食べた時、

彼は、けっこうマヨネーズを使い、私は全く使わなかった。

つまり、注文は同じでも、真っ白になったのと、真っ黒な2種類。

まったく違う食べ物に見えた。

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