向日葵と髪型

遠くに見える向日葵に

負けじと僕も追い付くよ

くれぐれも醒めずに悲しまないでよ


君の袖の辺りから漂う温もり

飛び込むプール

くっつけられないのかと不安にさせるね


溶けてしまいそうになるほど

君の鼓動は痛むよ

繰り返して町を通っていく程

カラスを心配しそうになるように


いや革命でも起こそうなんて

大層な話でもなさそうだと思わないかい


皮肉にも虹が僕を数えてる


月は髪型を一切変えないのに

太陽は髪型を変えるのだろう


答えは見えるとも限らないし

僕らが踏みつけてるのかも限らない

つまり僕らは地面に限らず恋を買っているってことなのさ


さあ偽る暇があるなら

糸の数を数えないかい

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