号泣文庫企画主の新巻です。
参加いただきありがとうございました。

私も朝は卵かけごはんが多いです。
どうでもいいですね。

お母さんも忙しかったんだろうな。
でも、ちゃんと子供の悲しい理由をくみとってあげられてよかったです。

こんにちは。
個人企画から参りました。

たまごがないのがさびしい。
主人公の気持ちがじんわりきて、いい短編ですね。応援しています。

如月芳美様、引き続き企画にご参加下さりありがとうございます。

もう～、貴女って人は……。

前回の『いつだって君が僕を泣かせるんだ』では、完全に騙されました。

なのに今回は……。

母子家庭にありがちな日常を短い文章で、ここまで心打つ物語に昇華。

その才能が羨ましいです。

企画参加有難うございます。
自分もこんな家庭でした。
朝ご飯は無くて、給食と晩ご飯だけでした…ろくなおかずも無く…
父親の記憶は三歳の時に殴られた記憶しか…
いや、そんな事どうでもいいですね。
最初の方が自分とかぶってシンクロトラウマ起こしました。
最後、優しいお母さんのセリフで感動です。
因みにこの僕は、将来ひねくれ者に成らないか自分のことのように心配です。

じわっと来ました。
そうだよなぁ、ただの朝ごはんじゃないんだ。ちゃんとわかってるよ、大事だよ、のメッセージですね。

「出来るだけ辛口で」とのことでしたので、何様になったつもりで書かせて頂きます。

文体は間違いなく満点です()
最初見たとき「やられた！」と思いましたね。
小学二年生までで学習する漢字以外使っていないのは流石。素晴らしいこだわり。
逆に言えば主人公を小学校二年生を選んだのが秀逸。「ちゃんと……」や「……たんだ」などを多用して幼さを表現できている。十二分に子供になりきれていますね。

あえて気になるところを挙げるとすれば、ですよ。
20行目「ぼくはどうしたらいいかわからなくなってしまった」の語尾。
「なってしまった」は大人びているというか、前後の喋り言葉から書き言葉になってしまった気がして、少し浮いて見えます。
あと最後から8行目「ぼくはもう２年生だから、だっこなんてはずかしいんだけど、なんだかうれしくて、ますますかなしくて、もっとわからなくなった。」の「ますます」が少し気になった。これも同じ理由です。
小学生が詩ではなく、自分が書いた作文のように朗読するならば……とイメージした時、少し引っかかります。
(これに関しては個人差あると思うので、真に受けないで下さい。先生が読み直してそれでまだ違和感があればでいいです)

アイデアや構成に関して。これは……色々考えたけどやっぱり満点ですかね。
すごく深みのある作品……ではない。そもそもそういったものを狙った作品ではない。
作品の深みは、これこそ最初と最後の一文「ぼくは今日もたまごかけごはんを食べる」で十分に出ていますし……やっぱり「たまごかけごはん」を題材にした作品としては最高かと。
主人公の心が少しづつ見えてくる感じが好きです。

あえて気になるところ……うーん、やっぱり段落を使ってないところですかね。それぐらいしかない。しかも段落云々はこのひらがなばかりの作品では賛否両論ですので。段落付きも読んでみたいなー程度で受け止めてほしいです。

短編・掌握ものはどうしても一語一句丁寧に読まれる傾向にあるので、余分な要素をそぎ落とす必要があります。削ぎ落として、削ぎ落として……でも削ぎ落としすぎるとそれは小説ではなく詩になってしまう。そのバランスが難しいと日頃思っているのですが、この作品はそれがギリギリで出来てる。もしかしたらその理由が最初に気になった「喋り言葉と書き言葉の混在」かもしれないです。私なんぞが口出しできることはない！！

結論、お世話抜きに素晴らしい。(あれ辛口設ry)
まるで私のために書かれた掌握小説。出会えてよかったです。
(えっと……フォロー失礼します。小学校の教科書に掲載されましたらぜひご報告を……待ってまーす)

はじめまして。
子供って本当はとっても寂しいのに健気に我慢して親を助けよう守ろうとするんですよね。まだまだ幼いのに一生懸命全身全霊で無償の愛を捧げてくれる。
親もまた全力でそうするけど、時々忙しさにかまけてうっかりしちゃう事もありますよね。

色々と忘れていた気持ちを思い出しました。
何時も子供の事を思っているつもりでもいろんな出来事、感情で少しズレてしまったり……。
忘れちゃいけませんよね。この気持ち。


といち

ダメだ！！この作品、後に引く！ジワジワ来る！！
今日仕事してたら『ぼくは今日もたまごかけごはんを食べる。』と言う最後の一文が頭に残っていて、きっとこの子はこうする事によって心の均衡を保ってるんだな、頑張ってるんだなって思い、たまごかけごはんを一心不乱に食べている姿が絵に浮かび頭から離れません！

私は息子2人がが5歳と2歳の時妻と離婚をし、父子家庭で子供を育てて来ました。下の子が小学校1年の時までは祖母が昼間は面倒を見てくれていましたが(闘病生活にはいり2年生の時に他界)その頃から私ひとりで育てていました。

朝ご飯は一緒に食べていましたが、先に家を出るのは当然私で子供たちは1時間程してから学校に登校していました。

いつも寂しい思いをさせているのは分かってたつもりでしたが、今この作品を読んで見て自分の不甲斐なさを感じ、いたたまれない気持ちになりました。あの当時の子供たちの気持ちはどんなだったんだろうと……。

この作品ヤバイです！
如月芳美さんあなたはヤバイです！！
しばらく尾を引きそうです。

といち

PS 文科省さんこの作品国語の教科書に推薦します！

まさかTKGで、短編ができるとは……。
なんだか食べたくなって、冷蔵庫を開けたら、ありませんでした。卵。

ああああああああ(((ごめんなさい

流石ですね！　文体も相まって、複雑な気持ちになりました(笑)。

文体と内容がマッチしすぎて、作者の技量に嫉妬しました。
とても面白かったです！

あ……凄い。
卵かけご飯で、素敵な話が出来上がってる！ ちょっぴり悲しいけど、頑張って大きくなろうとしている男の子が、可愛かったです。出来ることなら、彼の成長を見届けたいと思ったり(笑)
素敵な話をありがとうございます！

卵一個にそんな想いが入ってしまうんですねぇ。
食べ物が持つ繋がりって不思議。
そこに気付くなんてもうお兄ちゃんですね。

ちょっと悲しくて、でも素敵なお話でした。

いいお話ですね。(∩´∀`∩)

こういうのも書くのか。
えぐってくるなあ。

イイネ！
短いが深く哀しい分だけ
胸に染みるオチだったぜ。
※キミににあわな（以下略