第100話 【連載100話記念】配信時代、その前にHDR時代を検証する。
2021年10月21日の報道で、「ブルーレイに著作権補償金 機器価格上乗せ、時期未定」と有り。対象機器で数百円程度と有りますけど、過去に私的録音録画補償金制度があって購入したディスクから、各著作権者団体に支払われるも解散しています。まあ一言で言えば不況だからこその制度復活ですね。
配信から徴収しようとしても、ディスク論議の時にデジタル管理されているからと有耶無耶になっています。今更のヤケクソです。
今回は配信時代のそれではなく、終焉に向かっているHDR(ハードディスクレコーダー)のお話になります。
ハードディスクレコーダーの登場は21世紀頭から。いきなりでは無く、VHSとDVDプレーヤーのコンパチ機があって、そこからの結実です。そこから各社が一斉開発して、一時代を作ります。
私のファースト機としては東芝でしょうか。東芝の画像が良いとの先輩の口コミと、HD容量少ないものの、DVD-RAMに可能性があって、最安値で7.5万円位でした。今にして見ればですけど、半永久に画像が劣化しないのは魅力です。買ってからの魅力は、録画の節約方法としてフレームレートを落とせる事です。これによって、ドラマが映画ぽく見えて画面が締まって見えます。今でも魅力的です。
とは言え、HDの容量が少ないのでSONYのスゴ録を購入しセカンド機になります。流石SONYの操作性に、画質に、容量豊富250GBと、ここからSONYにスライドして行きます。
画像が半永久なら機械が壊れるまでになりますが、2011年7月に完全地上波デジタル移行が強制され、スゴ録はケーブルテレビ録画用になります。
ただケーブルテレビ視聴配慮も2012年で終了し、どうしても地上波デジタル移行かで、東芝の液晶テレビと、SONYのダブルチューナーのブルーレイレコーダーを買います。そのブルーレイレコーダーはこの4K時代でも、2回HD交換したものの現役です。ケーブルテレビの収録はこちらの機器がメインになります。
そして去年、3色のビデオケーブルが本格的に無くなる事から、SONYの最後の搭載機にしてトリプルチューナーのブルーレイレコーダーを購入。こちらはトリプルチューナーとあって、ドラマ新番組、目ぼしいアニメ、BSと地上波の映画を入れています。もう環境が楽園過ぎます。
ただです。そんなに録画しても見きれません。時代の資料映像として残しておきたいのですが、流石に容量がサブのポータブルHDが4TBでも1年でパンクしそうです。そこから取捨選択としての削除に入ります。
ドラマは、大評判大作以外は、最終前回と最終回のみ視聴。ここで最初から見たいと思わせなければ削除します。日本の一昔目のドラマって、進むにつれ息切れしたり、追い込まれてのハイテンションで切り抜ける事がまま有ります。現在は制作環境が整い、それはそれでギルドとして安定したものになってますけど…韓流ドラマにただ押されてる面が有ります。とか言って無理をしろとは言えません。
映画はただ唖然ですね。BSは映画だらけです。青森県の地上波では、いつの間にか金曜ロードショーだけになってしましました。まあレンタルに押されたか、配信に流れたか、のそれでは無く、BSに流れていた様です。BSはローテーションが早いところでは半年に1度の放送になっています。それはそうです、人類にそれ程エンターテイメントを矢継ぎ早に作れる筈も有りません。
とは言え容量を食うのので、白黒映画は色彩想像しないといけないので削除。AクラスBクラスでも、開始の20分早送りで、シーンが回らず、画のピントが曖昧だと削除。作品を楽しむのが一番なのですが、創作の為の資料集めが多くなってきているので、そういう舵取りです。
音楽番組はどうでしょうね。検証番組が多くなったおかげで、筒美京平氏と売野雅勇氏の御姿見れるだけで80年代通過組は感激です。ただですか、昔の様に純粋に音楽詰め込む事をせず、MCで魅力引き出そうとしているので、音楽演奏部分が妙に間延びしている感が有ります。ここは張りがなかったら削除しようかなと検討しています。
と空いてる時間に、カクヨムしながら、番組視聴消化するのですが、手を止めて見る事が年々減って来てはいます。画作りは最高でも、肝心の音作りが…という事も有ります。
日本で文化的頭打ちが始まっているのは、製作陣のヒット狙いすぎも有りましょう。そして製作陣と鑑賞側が高齢化しては、どうしてもスローテンポで分かりやすくがいつの間にかでしょうか。
そしてHDRの機能が、ネットのTVerに移行したり、無限に見れる配信にシフトしたりと、ハード面の強み4K以外無いなと。そもそも6畳一間に4Kの大画面いるかが有りますので、HDRはもう直終わるのでしょうね。
と、バッサリ終わるかのでしょうけど。残念ながら権利関係で、全てが配信化されず、再放送もままならないコンテンツもあるので、ハードはどうしても残らざる得ません。そこはYouTubeあるでしょうも。まあグレーの世界ですからね。ある日いきなりバンされる事は有ります。やはり、録っておけ、持っておけ、ディスクでしょうか。
まあ、そんな感じで、1週間に何かと50GB削除している日々は、恵まれた時代なのかなですか。しかし判断力だけはついて行くかと思います。ここは昔のVHSの上書き録画と同じですね。皆さんは、割り切って配信の世界に移行するも大ありですから。
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