巨乳だけが正義なんて認めない!!

@Posted

プロローグ 戦争の歴史

100年くらい前、ある大きな戦争が二つおこった。


その戦争の名は、男女戦争。

この戦争の発端は、いつまで経ってもなくならない男尊女卑の考えに耐えられなくなった世界中の女たちが、男たちを次々に殺し始めたことだった。

確か、一年で世界中の男性の3割が亡くなったらしい。

それに対して、女性の方の被害はたった数人。

この原因は、今まで男尊女卑の考えが一般だったので、男性がかなり油断していたということだ、と、テレビで偉そうな専門家が言っていた。

そしてこの戦争は、男性側の全滅で終わった。

どっちかが全滅するまでやるのが戦争じゃない、とは良く聞くが、今回は女性側の怒りが強すぎたらしい。

そして世界は、男性が消えたことで

平和になった、と思われていた…

が、その平和は長くは続かなかった。

そう、次は女性の中で差別が起きたのだ。

そしてまた、戦争が始まった。

その戦争の名は、第一次おっぱい戦争。

ふざけた名前だが、その戦争は熾烈を極めた。

女と女が銃を打ち合うという光景は、見るに絶えないものだった、という。まぁ、男が居ないんだからそうなるのは当然だったのだろう。

そして、一番気になるのはこの戦争の名前の理由だろう。

ズバリ言ってしまうと、その理由は

巨乳と貧乳の戦いだったからだ。

人というのは常に、自分より下を求めるものだ。

女たちの上下関係は巨乳か貧乳だったらしい。

もうそれを求めるものはいないというのに…、悲しいものだ。

それで、この戦争は貧乳側の負けで終わった。

今度は全滅こそしないものの、生き残った貧乳たちは奴隷として生きることを強いられた…。


そしてまた、歴史は繰り返す‥‥‥


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

巨乳だけが正義なんて認めない!! @Posted

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ