『心を開いて』


俺にとって貴女は


優しくて、


気さくで、


面白くて、


すぐに打ち解け


心を開いた。


だけど…


貴女は誰よりも繊細で、


臆病で、


怖がりだから…



踏み込み過ぎた俺を



      拒絶した



貴女に、


『精神障害者』


と言われ、


確かに俺は傷付いたし


暴言も吐いた。



でもね?


貴女はまた俺と関わってくれて、



訳をきちんと話してくれて、



また繋がってくれた。



だから俺はそれで良い。



     『もう君を傷付けない』


違うよ?


人は傷付いてなんぼ。


お互い思ってる事口に出そう。


俺も貴女も


本音で話せば分かり合えるでしょ、ね?



すると貴女は言った。



 『うん、そうだね。また心開いて?』



根はとても優しい人なんだよ。



だから俺は離れていかない。


もう怒ってもいない。


俺は1度非を認めた人を責めたりしないから。



       貴女も…



     俺に心を開いて?



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る