地球とか言う異世界に転生した元英雄～科学しかない世界なのに魔法使えるんだが？～

第1話

「ん？どこだここ？」

「やぁ。君がクロム君だね？」

「あぁそうだが、お前は？」

「んー、僕は僕だよ？名前がないんだ。あ、でも君たちからすると創造神かな」

ふーん、創造神か。邪神もいたからまぁ信じとくか。

「そうか、ところで何かようか？」

「うん。あの世界の維持が面倒になったから壊そうと思ったんだけど、君だけは別の世界に転生させてあげようとおもったんだ」

俺の居た世界を壊すのか...え？

「は？壊す？大丈夫かお前？頭叩いたら直るかな？」

「あはは、叩く？神以外僕に触れな...イタッ！！え！？何で触れんの！？」

「ん？多分、完全貫通のスキルがあるからじゃね？」

これで邪神も倒したしな

「え！？そんなスキル存在しないよ！？

　僕そんなの創ってないし！」

「そりゃそうだろ。俺が万物創造で創ったんだし」

「そ、それは僕の固有スキルのはず...」

そうだったのか、文献も無かったし、ユグドラシルも知らんかったしな...

「それより、まだ壊そうと思ってんのか？」

「うー、だって他にも数百個も管理してるんだよ？」

へー、以外と頑張ってんだな

「じゃあ誰かに任せれば？俺は嫌だけど」

「...誰も引き受けてくれないし」

「いや、誰も神に任せろとは言ってねぇよ。創造神だろ？亜神とかつくれるだろ」

「あ...」

「...バカか？てかそろそろ帰りたいんだが」

「え、えっと。その...ごめんね？ここに来たらどこかに転生するしか...」

「は！？ちょっ何だそれ！？」

帰れないのか...そうだ！転移は...使えん。

「ごめんね、代わりにどこに転生してもステータスはそのままにするから」

「...わかった、戻れないしな。なら出来るだけ平和な世界に生まれたい」

「わかったよ。うーん、ならここかな。

　決まったよ、今から君がいくのは地球と言う

　世界の日本だ。」

「わかった、もう行けるか？」

「いけるよ。じゃあ送るね。あ、それとその世

　界は魔法が無いからね。君は使えるけど。」

「は！？」