第13話

<湖の町 トルニア>




蛍「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!!」




ミール「この町は湖の町トルニアだ」




ルナ「すごいね」




ルナ「湖の上に町がある~」




ミール「それにしても大きな湖だな」




蛍「すげえな…」




ミール「とりあえず日が暮れるまでに町にはついた」




ミール「まずは宿を探すぞ」




蛍・ルナ「おー!!」




蛍「というか泊まれる金はあるのか?」




ミール「家にある分は持ってきている」




ルナ「俺はずっと野宿だからだいぶあるよ」




蛍「なら大丈夫なのか?」




ミール「案ずるな」




ミール「確実に今日は宿に泊まれる」




蛍「なら安心だな!!」




蛍「よーし行こう!!」




<とある宿>




店主「泊まるのかい?」




蛍「一部屋でもいいんです」




店主「安心しな、ちゃんと二部屋用意できるよ!!」




蛍「ありがとうございます!!」




店主「それはそうと兄ちゃん」




店主「そのチビ共とはどういう関係だ?」




蛍「えっ!!」




蛍「えーとー…」




ミール「兄弟だ」




店主「兄弟?」




ミール「そうだ」




ミール「今は少し理由があり私達兄弟しかいない」




蛍「そう!!」




蛍「兄弟なんです!!」




蛍「アハハハハ…」




蛍「(ホントに大丈夫か、コレ…)」














店主「…大変だな兄ちゃんも!!」




蛍「えっ!!(ちょ、泣いてるし!!)」




店主「これからも旅をするんだろ?」




店主「まけとくぜ!!」




蛍「ありがとうございます!!」




店主「部屋は1番角とその隣を使いな!!」




<1番角の部屋>




蛍「普通にいい人だったな…」




ルナ「とっさに起点を効かせて説得しちゃうなんてミールさんすごいや!!」




ミール「だろう?」




蛍「まあ罪悪感はあるけど…」




蛍「飯食いに行くか!!」




ルナ・ミール「おー!!」

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