第5話
ミール「名は長いから省略してミールで良いぞ」
ミール「して小僧よ俺達の世界とはなんだ?」
蛍「えっと…」
蛍「話しはするけど、具体的にどんな事をはなせばいいんだ?」
ミール「そうだな…」
ミール「…小僧達の世界で魔法はどうなっている?」
蛍「魔法か…」
蛍「僕も詳しくはないけど、僕が生きている時は魔法なんてものはまず存在してないな…」
ミール「そうか…」
ミール「…そっちの方がどれだけ楽か」
蛍「なんか言った?」
ミール「いや何も無いぞ」
ミール「そうか魔法は無いのか…」
蛍「ていうかお前はなんで追われてたんだ?」
ミール「我の話か?」
蛍「そうだよ」
蛍「ていうかそっちが本題なんだけど!!」
ミール「わかったわかった」
ミール「話せば良いのだな」
ミール「我が魔女だという事はわかっただろ?」
蛍「一応は…」
ミール「その魔女が騎士に追われていたということはどういう事かわかるな?」
蛍「…魔女狩り?」
ミール「正解だ」
ミール「全く頭の回らんやつだな…」
蛍「悪かったな!!」
ミール「して小僧よ」
蛍「ん?」
ミール「小僧はこの後どうする気だ?」
蛍「ん?」
蛍「考えてなかったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ミール「静かにしろ!!」
ミール「騎士に見つかりでもすれば我は死ぬんだぞ!!」
蛍「あっ…」
蛍「ごめん…」
ミール「まあわかれば良い」
蛍「ていうかホントにこれからどうしよう…」
ミール「クスッ」
ミール「…小僧よ」
蛍「なんだ?」
ミール「行くあてがないのなら我の協力をしろ」
蛍「…は?」
ミール「だから我を手伝えと言っているんだ」
蛍「…まあ行くあてが無いし手伝うよ」
ミール「なら決定だな!!」
ミール「改めてよろしくな…」
ミール「名は何という?」
蛍「あ、そっか」
蛍「僕の名前は藤宮蛍」
ミール「そうか蛍か…」
ミール「なら改めてよろしく」
ミール「蛍」
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