「一鈴の絆 ~化ノ国物語~」拝読させていただきました。
第壱話の、子猫と莉緒の生命の輝きに引き込まれ、先の読めない展開、小気味良い語り口にのせられて、幕引きまで一気に連れていかれました。
もっと続いてほしい… と思ったくらい、猫と妖怪と、妖怪退治の女性、そして狛狗の活劇シーン、わくわくしました。
ラスト、再会の喜びと共に少しのさびしさが残りつつ、けれど彼女の決断にカラッとした恰好よさ? 粋を感じます。
時代物ならではの面白さ、堪能させていただきました。
作者からの返信
ありがとうございます! ご堪能頂き幸いです。
もう少し再開の喜びや別れを惜しむシーンを盛り込めばよかったかなと思っていましたが、莉緒の清々しさや心意気を押し出したかったのであのような幕引きとなりました。その彼女の粋さを感じて頂き、感無量です!
莉緒とトラの生い立ちを思うと、2人の再会がどれだけ力になったかと思います。互いに思い合う2人の話を、ありがとうございました。
作者からの返信
閲覧ありがとうございます、お疲れさまでした。お楽しみ頂けたなら幸いでございます。
私自身、猫は好きなのですが家庭の事情で飼っておりません。トラは実在モデルがおり、母親が子供の頃実家で飼っていた猫をヒントとしました。
名前は「トラ」ではありません、その名も偉大な「ミーちゃん」だったそうです。