二月一五日
平原地方でサッカーをしているフレンズを発見。使っているものは毛毱だったから蹴鞠かな。でもルールはサッカーに近い印象。フレンズは遊びまで作り出している‥‥。
ここの集団のリーダーはライオンのようだが、好奇心旺盛で私たちにしきりに質問してくる。ここでも「かばん」の名が出た。例の遊びを発明したのが彼女だったらしい。サッカーの前にはチャンバラごっこみたいなことも考えて、ライオンとヘラジカとが仲良くなるきっかけにもなったとか。利口そうな子。
サッカーにもそろそろ飽きたというので、鞠を脇に抱えて走る遊びを提案した(でも私、ラグビーのルールは全然知らない)。ところがこれだとヘラジカが無双状態で走り回る結果になってしまい、ゲームにならないということで、バレーボールも教えてあげた。これはこれで背丈によって有利不利があるんだけどね‥‥それでも不公平なら、バレーボールと同じネットを使って同じルールでボールを蹴るだけにすると面白いよ。
ライオンたちもスナネコと同時期に港へ行ったという。巨大セルリアンが大暴れし、フレンズたちが協力して仕留めたとのこと。サンドスター・ロウが放出されていたあの時期なら、セルリアンが活発化してさぞ大変だったでしょうに。私たちが完全退去する直接原因だった巨大セルリアンをフレンズたちが自分の手で仕留めたなんて。すごい。
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