☽☀への応援コメント
素敵な小説ですね。
二人の対比はまさしく月と太陽のようで、それは大袈裟な比喩に過ぎないのに、泥団子の描写に当てはめることで一気に説得力とユーモアを持っていました。創作の面白みを味わいました。大枠をしめる回想以外にも、例えば滴る汗がポロシャツに落ちるという疾走感のある細かな描写も素晴らしいです。
二人のその後はどうなったのかな。と気になっております。
作者からの返信
スターに加え、心温まるコメントまで、ありがとうございます。
比喩や描写については、伝わりやすいよう心がけていた部分なので、褒めていただけてうれしいです。
エンディングは、読む方によって好みが分かれるようですが、この形だからこそ、こんなにもたくさんの方々に読んでいただけたのだと思っています。
☽☀への応援コメント
とても素晴らしい作品でした。
冒頭から、丁寧で美しい描写に圧倒されました。
夏の暑さが、じわりじわりと伝わってきて、その巧みな文章にぞくぞくしました。小説ならではの醍醐味。これは良い作品に出会えたという手応えを感じました。
保育園児のふたりが、ちいさな手で「たまご」を作っているのが目に浮かびました。
可愛らしい中にも「お姉さん」の彼女。彼は、素直に「弟」でいるけれども、本当は「男の子」で、ずっと彼女を守りたい思いが根底にあった気がします。それが「泥団子を食べる」という行動に出たのではないかと思いました。勝手に想像してすみません。
ラストは、初めに読んだときは正直「物足りない」と思いました。まだまだ続きがあるはずなのに、その先を知りたいのに、そんな思いでした。
もどかしい。うずうず。
けれど、ではこの先、どんな「続き」があったら私は納得するのだろうと考えたとき、「彼女に逢った」としても「彼女に逢わなかった」としても、どちらも「良い」終わり方とは思えませんでした。
この作品は、ここで終わっているからこそ、余韻が深まる。……たぶん、それがいいのだと思いました。何故なら、「この先」を色々、想像して、このふたりを忘れられなくなるから。
そう考えたとき、終わり方も見事だな、と思いました。
最後に、タイトルと、その元となった「たまご」のエピソードのセンスが素晴らしいと思いました。「たまご」が平仮名なのも、保育園児のふたりらしいです。
良い作品を読ませていただき、ありがとうございました。長文失礼いたしました。
作者からの返信
とても丁寧なコメント、ありがとうございます。
タイトルやエンドのことまで、こんなに細かく書いていただいたのは初めてです。
そのどれもが私の意識していたこと、というかそれ以上のことで、本当にこの作品を好きになってくださったのだなぁと、胸が熱くなりました。ありがとうございます。
ふたりがこの後どうなったかは、書いた私ですら分かりませんが、きっと、悲しみしか残らないような結末は迎えていないでしょう。
これからも、ふたりがその心の中で生き続けてくれたらうれしいです。
☽☀への応援コメント
素敵な物語と文章に引き込まれました。
泥団子を食べてしまう意味不明な行動。
幼馴染みの女の子を急に意識してしまう年頃。
成長の過程がリアルに伝わってきて、すごく瑞々しい印象を受けました。
返信できていないけど、一度断っているのは君だ! 今度はちゃんと会いたいって伝えるんだぞ!とエールを送らずにはいられません(^^)
作者からの返信
コメントに加え、ご丁寧なレビューまでありがとうございます。
小説を書くときはいつも、キャラクターのことを「この物語の中で生きる人間たち」だと意識しながら書いているので、リアルと言っていただけてとてもうれしいです。
柊くん、素直になれるといいですね。
☽☀への応援コメント
泥だんごを口にしてしまうシーン、びっくりしながらも、柊の気持ちが伝わってきて思わず泣きそうになりました。
終盤、素直になれないのは若さが邪魔をしていて💦、その一方でまだ若いのだからこれからチャンスがあるかもしれない✨と絶妙なバランスがすごく好きです。
すてきな作品を読めてよかった!!
作者からの返信
千さん、お星さまにコメント、SNSでのご紹介まで、ありがとうございます!✨
男子高校生の甘酸っぱい葛藤にじれキュンしていただいたようで、よかったです!
こちらこそ、お読みいただきありがとうございます!🍀