桜の意地と人の勝手さ。ぶつかり合って打ち解けあって。お互いを尊重して生きることが、人同士でも、桜と人でも必要なことなのかなと思う。ただ綺麗なだけじゃない桜の内面が、面白い。
主人公である桜の木は、とても目立ちたがり屋で自分に注目が集まるのが大好きです。自分の子供達である花ですら、魅了させる武器として使います。 そんな桜の奮闘というか、日常記録を書いたのがこの作品です。桜が我々人間をどう思っているのか、そんなことを思ってみると、少し面白いかもしれません。