第38話 会社の飲み会…。

今日は、お休みでした。

が、夕方からは飲み会がありました。

そう、自由参加で済まされる事なら参加なんてしないのですが

半強制なので参加せざるを得ません。

お休みの日の夕方からの飲み会。

それは、地獄です。

お休みの気がしません。

人はこれを、付き合いだとか言うでしょう。


私は常に人間を警戒しています。

そんな私が、そんな飲み会に行って皆の様に和める訳が

ありません。

案の定、皆さん(少人数)和やかな感じで楽しんでいました。

私から見ている風景は、異国の人間の中で食事をしている感じ?

もしくは、孤立している感じを受けました。


飲み会、約2時間程度で私もお酒を飲んだのですが…。

始まりから終わりまで、ずっと姿勢を崩さずに飲み会メンバーを

警戒していました。

肩もこるし疲れるしで最悪でした。


まず、皆が揃って着席してメニューを頼む段階で私は

危険な人間順に並べます。

一番警戒すべき人間、二番目に警戒すべき人間…。(以下略)


そう、警戒するにあたって順序などどうでも良いのですが

順序を立てないと自分の中で安心が出来ないのです。

5人居たとして、警戒する順番が五番目の人ですら

いつ危害を与えてくるか分からないのです。


今、私がこうやって書くことが出来ていると言う事は危害を

与えられなかったと言う事です。


普通の人からしたら、何を言っているんだ? って話ですが

私にとっては、それが日常なのです。


私は人間を許さないから…。

でも、こんな私にも親友が居ます。

それって、許しているのではないの? って私自身、思うのですが

その反面、親友に殺されるなら仕方がないかと割り切っている部分は

やはり、残念な精神状態なのかなと思います。


これ程までに警戒を怠らない私が、実は一つ前の飲み会で

意識を失い倒れると言う失敗をしてしまいました。

あれが未だに謎です。

なんで、倒れてしまったのか…。

思い当たる節は、脱水症状で高アルコールを摂取した事くらい

なのです。

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