第19話 お休み…。

今日は、お休みの日でした。

お休みと言う療養の日です。

残念ながら日曜日は心療内科も開いていないので

行けません。

病院の休みと会社の休みが重なると、通院できないのが

辛いですが、仕方がありません。

私の友人(同期)で唯一、仕事をしている人が1人居るので

何処かに出かけないか相談してみたところ即答で断られました。

私が早く家に帰って夜はゆっくりしたいと言う案を出してみると

友人は基本、早くは帰らないからと率直な意見を言われて

会う事は出来ませんでした。

なので、別の友人を誘ってみました。

この働いている同期の友人以外は、今は働いていないので

いつでも連絡を入れられます。

その友人と出かけていました。

食事も店も話をしながらお互いに予定をこなせるように時間を組みます。

かつての私は、自分が行きたいところも言えずに相手の行きたいところ

ばかり連れて行っていて、私の意見と言うものがありませんでした。

本当に最近になって、私の予定も言えるようになってお互いに行きたい場所へ

行けるようになっています。

私の友人でいてくれる人でさえ、私の意見を言うには10年以上の月日が

経過しています。

こんなだから、会社で2年程度しか一緒に仕事していない人などに私の

意見を言う事は出来ません。

2年程度では、まだ関わらないでほしいとしか思えません。

むしろ、社会に出てはコミュニケーションもとれないかもしれません。

学生時代は無口な私に近寄ってきてくれたので、今の友人や後輩達が

居ます。

彼らが話しかけてくれなければ、私は学生生活もずっと一人だったと

思います。

本当に感謝です。

そう言えば高校時代、卒業式のあとの下校でしょうか?

進む道が皆、違うんですよね。

私と違う道を進み、私に会えなくなると言う理由で泣いてくれた同性の

友人が居ました。

私は別に、彼に何か特別な事をした訳でも無いのに…。

その時も感情面は今ほどでは無いですが、喜怒哀楽は蝕まれていました。

コンテストに入賞しても喜びは感じなかったですし…。

検定に合格しても決して、やったー! とはなりませんでした。

そして、卒業式の日に泣いてくれた友人の涙も私には分かりませんでした。

この当時、私はこの友人に対してそれ程、深い友人ではないと思っていました。

私が受け入れる友人の定義がおかしいのだと思います。

ですが、高校を卒業しお互いに短大や大学に行って、社会人になった今も

付き合いがあります。

高校時代では親友とまでいかなかったのに、社会人になった今は彼の事を

親友だと思えます。


そう、友人だけは敵だと思いたくありません。

命を奪われたくないと思いたくありません。

でも、彼らが私に殺意を向けるのなら私はそれを受け入れます。

毒を混入されたとしても………。

友人は警戒しないと言う考えのもと命を落とす事になっても自業自得の事…。

そうでも思わないと、友人とも付き合えません。

悲しい現実です。

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